問3 免疫にかかわる細胞に関する記述として最も適当なものを,次の0~6のうちから一つ選べ。
0単球は,マクロファージが毛細血管から組織に移動してできた細胞である。
O NK細胞は,病原体に感染した細胞やがん細胞を認識して、排除する。
O 好中球は,特異的に異物を取りこみ,分解する。
0 樹状細胞は、繊毛運動によって異物を排除する。
白血球の一種である食細胞は、胸腺でつくられた細胞から分化する。
(17 摂南大,18センター追試 改)
● 45.免疫のしくみ O4
てからの日数と抗原Xに対する抗体(抗体X)の産生量を調べたところ,図
1のような結果が得られた。ただし、このマウスは,これまでに抗原Xや
抗原Yは取りこんだことがなかったものとする。
問1 抗原Xの注射後40日目に,このマウスに再度抗原Xと,抗原Xと
は種類の異なる抗原Yを注射した。このとき,抗体Xと抗原Yに対す
る抗体(抗体 Y)の産生量を示すグラフとして最も適切なものを,図2の図1
0~6のうちからそれぞれ一つずつ選べ。
マウスに抗原Xを注射し,抗原Xを注射し
100
10ト
1-
0
10
20
30
日 数
の
| 100
100
10-
10F
10-
40
70
50
70
60
日 数
40
60
40
日 数
50
60 70
日数
E
相 100
100
相 100h
10
10-
40
50 60 70
40 50 60 70
40
日 数
日 数
50 60 70
日数
図2
問2 図3は,ヒトの抗体産生のしくみについて模式的
に表したものである。抗原が体内に入ると、細胞xが
抗原を取りこんで、抗原情報を細胞yに伝える。それ
を受けて,細胞yは細胞zを活性化し,形質細胞へと
抗原の取りこみ
抗体の産生
情報
居性化
細胞y
細胞
分化させる。
図3 細胞x
細胞x, y およびzに関する次のア~エのうち,正しい記述を過不足なく含むものを,下の0~
Oのうちから一つ選べ。
ア 細胞x, y およびzは、いずれもリンパ球である。
イ 細胞xはフィブリンを分泌し,傷口をふさぐ。
ウ細胞yは体液性免疫にかかわるが,細胞性免疫にはかかわらない。
エ細胞をはB細胞であり,免疫グロプリンを産生するようになる。
0 ア
のィ
の イ,ウ
の ウ
@ イ,エ
@ エ
@ ウ,エ
O ア,ウ
O ア,エ
(15 センター試,15 北里大 改)
42 | 第2編 生物の体内環境の維持