たしか、の話ですが……
基本的に多数決で判決は下されます。そして、有罪多数側に1人以上裁判官がいない場合、被告人は無罪になります。
アは4人が有罪側で残りの5人が無罪側というものですその5人には裁判官が1人いるので、無罪となります。
イは5人が有罪側で残りの4人が無罪側というもので、5人の中に裁判官が1人いるので有罪となります。
ウは6:3ですが、裁判官が有罪側の6の方に一人もいないので、被告人は無罪となります。
エは6:3ですが、ここで2行目の文を見てください。『有罪多数側に』と記述していますが、この場合、多数ではないので、被告人は無罪となります。
長文で読みにくい文となってしまいました。失礼します。
回答
裁判員裁判における多数決での有罪判決の確定には、
①裁判官及び裁判員それぞれ1名以上が有罪と判断
② ①を満たした上で全体の過半数が有罪と判断
が必要条件となります。
アは①の条件は満たしていますが②を満たしていないので無罪、
ウは②を満たしていますが①を満たしていないので無罪、
エは①,②双方を満たしていませんので無罪となり、
イのみ①,②双方を満たすので有罪となります。
疑問は解決しましたか?
この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉
おすすめノート
【まとめ】第3章 民主政治-国会・内閣・裁判所-
7781
52
【まとめ】第2章 民主政治と日本国憲法
6410
28
【まとめ】第1章 私たちと現代社会
6340
54
【高校受験】ひと目でわかる中3公民
4673
32
訂正
ウは3:6です。