『衆議院解散』と『総辞職』をどんな時にするかを説明しますね。
『衆議院解散』は、内閣が野党に
「(内閣を組織する)与党を信頼できない!」
と言われた時に選択します。
こんな場合には、与党も黙ってはいられませんね。
だから、
「なら衆議院解散して、総選挙でどっちの政党が正しいか国民に聞いてみようじゃないか!」
となるわけです。
総選挙で与党が多く議席を確保すれば再び同じような新内閣が組織されますし、野党が多くの議席を確保すれば全く異なる新内閣が発足することになります。
※ちなみに新内閣誕生までの過程を説明しておくと、総選挙後に特別国会が開会し、それと同時に内閣は総辞職、すぐに内閣総理大臣が指名され、新内閣の誕生という感じです。
対して『総辞職』は、
内閣総理大臣自身の信頼が失われた時に選択します。
内閣総理大臣が白旗をあげる感じですね。
『総辞職』を選ぶと『衆議院解散』をしないため、与党にとっては政権が野党に移る心配をする必要がありません。
そのため、新内閣総理大臣を与党の中から選び直し、同じ政党が組織する新内閣誕生という過程のみで終了です。
こんな感じに、その時その時に応じた選択をするようになっています。
わかりやすく説明してくれてありがとうございましたm(_ _)m
新内閣誕生までも教えてくれてありがとうございます。
ほんとにわかりやすかったです
ありがとうございました🙇♂️