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少し分かりにくいのですが、
・遺伝暗号の数 => 塩基対の数
・1本のmRNA =>1種類のmRNA
・生じたタンパク質はxxx個 => 生じたタンパク質はxxx種類
だろうとして説明いたします。
問3
DNAの分子量から、塩基数を求めます。
(3.6x10^9)÷(3.0x10^2)= 1.2x10^7 塩基 [^7は7乗を表しています]
次に、DNAは2本鎖ですので、『塩基対』を求めると
(1.2x10^7)÷2= 6.0x10^6 塩基対
問4
まず、作られるタンパク質が、平均して何アミノ酸でできているかを求めます。
(4.8x10^4)÷138= 347.8 アミノ酸
1つのアミノ酸を決めるのに、3塩基のRNAあるいはDNAが必要なので、347.8アミノ酸の配列を決めるには、
347.8x3= 1043= 1.0x10^3 塩基が必要です。
問3で、DNA全体で6.0x10^6塩基対あると計算しましたので、そこから転写して作られるmRNAの種類は
(6.0x10^6)÷(1.0x10^3)= 6.0x10^3 種類
つまり、最大で6.0x10^3種類のmRNAを作ることが可能であるということになります。
問5
問4で、最大6.0x10^3種類のmRNA(=タンパク質の種類)を作ることができると計算しましたが、実際に調べると2.0x10^3種類のタンパク質しか作られていなかった、ということは、かなりのDNAの部分が実際には使われていない(= mRNAに転写されていない)ということになります。
実際に使われている割合を求めるので、
(2.0x10^3)÷(6.0x10^3)= 0.33 => 33%
ということだろうと思います。
問題文中では有効数字が2桁ですので、答えも2桁の'33%'で充分と思います。
もしかすると計算間違いしているかも知れませんが、、、わかりにくい箇所があったらまたコメントして下さい。
とても分かりやすかったです。ありがとうこざいます。本当に助かりました。