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聖地メッカやメディナのあるアラビア半島でアラブ系のワッハーブ王国が成立したことは、民族自立の点からオスマン帝国の弱体化を意味します。また、「イスラームの守護者」を自認するオスマン帝国スルタンの宗教的権威の低下を意味します。
オスマン帝国領であるエジプトで総督(地方長官)ムハンマド=アリーが自立することも、オスマン帝国の弱体化を意味します。
東方問題は、オスマン帝国の弱体化に伴うバルカン半島の民族的・宗教的問題と英仏露などヨーロッパ列強のバルカン半島進出が絡み合った問題ですから、アラビア半島・エジプトの動きは東方問題に直接関係するできごとというよりは、オスマン帝国の弱体化の例ととらえてはどうでしょう。

chimer☺︎︎

丁寧にありがとうございます!!助かります🙏

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