石炭は、安定供給や経済性の面で優れたエネルギー源です。 ほかの化石燃料(石油など)にくらべて採掘できる年数が長く、また、存在している地域も分散しているため、安定的な供給が望めます。 また、原油やLNGガスにくらべて価格は低めで安定しており、LNGガスを使った火力発電よりも、低い燃料費で発電できます。(Google曰く)
有難うございます!!!
お二人の意見から少しまとめたのですが、当時の水力発電のデメリット(設置に限りがある、供給が不安定になる)を補える火力発電が高度経済成長などにより広がっていったということで合ってますか??
補うというのは少し本題から逸れますね.
要は急速な電力需要に建設時間がかかるうえ,効率が比較的劣る水力発電所を増設しているのでは,間に合わない為にやむを得ず火力を増やしたということです.
70年に原子力が活用されると火力も原子力にとって変わられているんですよ〜
効率がいい方法で発電する所が多いんですね!!
初めて火力も原子力に抜かされていたこと知りました。ということは福島の事故が起こるまでは原子力発電が1番良いとされていたということなんですね。
何でも効率は最重視されるんですよ!海さんが1時間850円の時給のバイトを取るか,1050円のバイトを取るかと聞かれたら恐らく1050円のバイトですよね??同じ1時間でも効率的に稼げる方を取るのは世の常なんです!
原発も同じで,ウランはごく少量で半永久的に燃料として機能します.石油や石炭は焼けたら終わりですし,すぐに燃え尽きますよね??だから原子力は必要だったんです.今の日本は火力発電で電力の大半を賄っています.そのほとんどが石炭発電なんですね.石炭は安い代わりに大量に投入しないと安定的な燃焼がしないという事と,大量の二酸化炭素などを放出します.比較的効率的な石油発電は日本では7%ほどで,残りをLNGが補填しています.
温暖化対策としては石炭火力を一刻も減らす必要がありますが,欧米各国は原子力発電と広大な平野での風力,地熱,太陽光の新エネルギー発電で代用してます.日本は狭く険しい山間の地域が殆どで中々実用化は厳しい上に,福島の件で原発の規制が世界一で石炭に変わる発電方式が確立できない八方塞がりな状態に陥っているのです.
今後の技術開発で機能的な新エネルギーが登場することでしょうが,切羽詰まった温暖化対策には現在存在する原発の手助けが無くては電力需要に供給側が対応できない事態になるんですよね.だから政府としても当分の間は原発の一時再稼働で技術開発の時間を稼ごうと必死なんですよね.
原発も今より小型で安全安心な原子炉開発がクライマックスを迎えてますから,もしかすると近い未来石炭火力から脱却できる日本が訪れるかもしれないですね〜
余談を多めに書きましたが,周りの意見も尊重しつつ,日本と世界,そして現場と何も知らない私達の考えのギャップについても知ってもらえたら嬉しいです😆
長々とありがとうございました😊
何度も分かりやすくご丁寧に本当にありがとうございます!!(^-^)
全て拝読させて頂きました。例を混じえた説明等理解がとても深まりました!!
これから効率という面でも色んな所に目を向けていきたいと思います。
まりょさんの御回答は質問から少し論点がズレていますね.
日本の電源構成が変わったのには,急激な経済成長が理由にあります.水力発電は明治の頃から比較的簡単に建設できる電源として様々な河川で実用化しました.しかし河川の数には限りかあり,更なる電源増築には水力では不可能でした.
そこで必要な土地が少なく安価で安定的な電源を確保できる火力発電が急速に実用化されて行ったのです。