世界史
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1763年のパリ条約で、スペインはフランスからミシシッピ川以西のルイジアナを獲得していますが、1819年にはアメリカがフランスからミシシッピ川以西のルイジアナを獲得しています。一度、フランスはスペインからルイジアナを取り返したのですか?

回答

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ミシシッピ川以西のルイジアナ買収は1803年のはずです。
1819年はアメリカがフロリダを買収した年ですね。

当時、新大陸の植民地はヨーロッパ各国にとってほとんど旨味がありませんでした。
統治のために本国の財政が圧迫され、領有していてもマイナスにしかなりません。

スペインは獲得したルイジアナを、1800年にナポレオンと密約を結んでフランスに返却しています。
その後フランスも旨みのないルイジアナを手放したいと考えます。

そこでアメリカがルイジアナをどうしても買収したいと言ってきました。
新大陸の領土を欲しがるのは当時アメリカくらいでした。
ヨーロッパ各国からしてみれば、本国から遠く離れた旨みのない植民地です。
しかしアメリカからしてみれば、広大なルイジアナを買えばそれだけ本国の領土が一気に増えるというわけです。

ナポレオンとジェファソン大統領が交渉をし、1803年にミシシッピ以西のルイジアナの買収が決定しました。
これによってアメリカの領土は2倍に広がることになります。

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