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スペクトルの位置と色の覚え方ですかね。
スペクトルのピーク2つが外側にあるもの→クロロフィルa(青緑色)
スペクトルのピーク2つが内側にあるもの→クロロフィルb(黄緑色)
大まか覚え方ですが、クロロフィルaの「a」をローマ字読みして「あ」を連想します。
「あ」はアウト(外側)、青緑(あおみどり)の一番最初の文字です。
これで、クロロフィルaのスペクトルは外側で、青緑ということが覚えやすいですよね。

このクロマトグラフィーはおそらく有機溶媒で展開していると思いますが、移動距離は波長ではなく分子の極性に依存します。有機溶媒によく溶けるもの、すなわち極性が低いほど移動距離が長くなります。カロテンは炭素と水素のみで酸素原子を含まないので極性が最も低くなり、移動距離は最も長くなります。クロロフィルaとbの極性はよく似ているのですが、クロロフィルaの側鎖のメチル基(-CH₃)を1つ(-CHO)で置き換えたものがクロロフィルbです。よって、クロロフィルaはbよりも酸素原子が1つ少なく、極性がbよりもわずかに低くなります。以上より、移動距離はカロテン>クロロフィルa>クロロフィルbの順になります。

もともと

分かりました!丁寧な解説ありがとうございます✨

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