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解決済み

活動電位の質問です!

赤丸の凹みはどうしたらできるものなのですか?

また、活動電位の最大値が凹みの部分を含まない理由を教えてください🙇‍♀️

2 2 3 -20 (ミリ秒) -40| の -60 O図4 活動電位と興奮 ー活動電位の最大 静止電位 89 8 膜外に対する膜内の電位 (W)

回答

✨ ベストアンサー ✨

静止膜電位を超えて、閾値を超えて、刺激が伝わることを脱分極といいます。電位がマイナスからプラスになるからです。
質問者さんが囲っている下へ凹む部分は過分極といいます。

まず、細胞膜の電位はNa+、K+、Cl-で成り立っています。まず前提として、細胞内にはK+が多く、細胞外にはNa+、CL-が多いです。ATPを使って細胞内外のイオンの濃度差を作り出しています。それによって静止膜電位が維持されています。

刺激が伝わると、このイオンの濃度差に変化が起こります。
【脱分極】Na+が細胞内へチャネルを通って入ってきます。
【再分極】脱分極が起こったあとはもとの電位に戻すために、K+が細胞外へ出ていきます。
【過分極】再分極して電位が戻ったらK+が細胞外へ出るためのチャネルは閉まりますが、閉まるまで少し時間がかかります。

活動電位の最大値はこの過分極を含みません。一瞬しか起こらない過分極を含むより、静止膜電位を基準にしたほうがわかりやすいからです。

もともと

なるほどです!!

詳しい説明ありがとうございます🙇‍♀️

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回答

なかなか難しい質問ですね😅
率直に言うと、カリウムイオンの平衡電位が−90mV付近にあるため、このような凹み(後過分極)ができます。
平衡電位は各イオンにより異なり、拡散力(濃い方から薄い方へ向かう力)とクーロン力(電気的な力)が釣り合った時の電位です。
活動電位は静止膜電位(−60mV付近)を基準にしているので、凹みの部分は含まないのでしょう。

もともと

説明ありがとうございます😭

参考にさせていただきます🙇‍♀️

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