✨ ベストアンサー ✨
静止膜電位を超えて、閾値を超えて、刺激が伝わることを脱分極といいます。電位がマイナスからプラスになるからです。
質問者さんが囲っている下へ凹む部分は過分極といいます。
まず、細胞膜の電位はNa+、K+、Cl-で成り立っています。まず前提として、細胞内にはK+が多く、細胞外にはNa+、CL-が多いです。ATPを使って細胞内外のイオンの濃度差を作り出しています。それによって静止膜電位が維持されています。
刺激が伝わると、このイオンの濃度差に変化が起こります。
【脱分極】Na+が細胞内へチャネルを通って入ってきます。
【再分極】脱分極が起こったあとはもとの電位に戻すために、K+が細胞外へ出ていきます。
【過分極】再分極して電位が戻ったらK+が細胞外へ出るためのチャネルは閉まりますが、閉まるまで少し時間がかかります。
活動電位の最大値はこの過分極を含みません。一瞬しか起こらない過分極を含むより、静止膜電位を基準にしたほうがわかりやすいからです。
なるほどです!!
詳しい説明ありがとうございます🙇♀️