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2物体の運動方程式(2式)を、重心運動方程式と相対運動方程式に書き直す。
相対運動方程式を積分すると、
相対運動エネルギー+モースポテンシャル=一定
が導かれる 。
一定値は初期状態から求められる。
x=∞としたときの相対運動エネルギーが0以上として答えが導かれる。
重心運動方程式を積分すると、
重心運動エネルギー=一定
が導かれる。
このように重心運動と相対運動が分離されていて、モースポテンシャルとバランスしているのは相対運動エネルギーだから。
すみません💦この積分して導かれるということは分かったのですが、いまいち現象的に理解出来ませんでした。ほんとに申し訳ないのですが別の考え方はありますか…
直観的に理解するためのいくつかの説明
重心運動エネルギーがいくら高くても、分子が解離するかには関係ない。分子を電車に乗せる。電車は速度vで走っているとき、分子の重心速度は大体vであるから重心運動エネルギーは1/2 (m+M)v^2 で電車が速くvが大きいとき、重心運動エネルギーは大きくなるが、これは2原子が離れて解離するかに影響を与えない。つまり、全運動エネルギーではなく、重心運動エネルギーを引いた、相対運動エネルギーのみ関係する。
解離するかどうかは2原子の位置x1とx2の差であるx1-x2(相対座標)の変化(相対運動)が関係する。
分子全体(x1+x2)/2 がどう動くか(重心運動)は関係ない。
x1とx2に関する2つの運動方程式は
x1+x2 に関する運動方程式(重心運動方程式)と
x1-x2 に関する運動方程式(相対運動方程式) に書き直せる。
ご丁寧にありがとうございました!!理解しました!
ありがとうございます🙇♀️