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✨ ベストアンサー ✨

こんばんは。頑張っているところに水を差すようで申し訳ないのですが、回答されている方ももう一度文法の復習をした方がよいです。
まず、品詞の見分けが苦手なのであれば、品詞分類表を“意味をわかった上で”覚えるべきです。
品詞分類表はどの教科書でも中学一年生の最後の方には乗っているはずなので探してみてください。覚えた上で細かい見分け方を習うことでかなり効率が良くなるかと思います。

さて、ここからは今回の問題への回答になります。品詞分類表を片手に見てもらえると少しわかりやすいかと思いますので、よかったら見ながら読んでください。
それぞれの品詞をとりあえず言うと、
大きな…連体詞
ア…形容動詞
イ…連体詞
ウ…形容詞
エ…動詞
になります。よって、答えはイですね。

習いたての生徒さんで間違えやすいのは、やはり字面が似ている「大きな」と「大きい」です。同じように「小さな」と「小さい」もありますね。2年生で形容詞の活用を習い、わかっているとこの違いはわかりやすいので、質問主さんが中学2年生以上であれば形容詞の活用や形容動詞の活用に関して復習してみると良いでしょう。
さて、ここで覚えておいてもらいたいのは連体詞の「大きな」です。というより、連体詞は中学文法においてよく出てくるものはあまり種類がないので、覚えておいてもらいたいのです。まずは、「大きな」「小さな」「いろんな」「あらゆる」の4つです。これは必ず覚えましょう。そして、余裕があれば「この」「その」「あの」「どの」の、「こそあど言葉」の後ろが「の」になっている言葉も覚えてください。また、特殊というか引っかかりやすいものとして「我が」「例の」がありますので、こちらも覚えておくといいでしょう。
そして問題の「ある」ですが、これに関しては「ある」のみを出されたとしたら見分けができません。「そこにりんごがある。」の「ある」は、後で説明する動詞になってしまうからです。
ここでの見分け方は、「連体詞」が修飾するものは体言であること、になります。例えば、「ある人が笑う」の「ある」は、「人」という体言を修飾しますね?その場合は連体詞になるのです。
整理すると、連体詞は主に「体言」を修飾する。種類は多くないし、活用もしないのでそのままの単語を覚えてしまうと良いということです。

次に、「長い」の、形容詞についてです。先に述べた「大きい」も形容詞になります。形容詞は品詞分類表を見ると、自立語で活用する単語(用言)の中で、言い切りの形(辞書に乗っている形、終止形)が「い」で終わるものをいいます。「長い」も「大きい」もこれに当てはまります。

次に、「縮める」の動詞についてです。動詞は、品詞分類表をみると、自立語で活用する単語(用言)の中で、言い切りの形が「ウ段(うくすつぬ〜)」になるものです。「縮める」もこれにあたります。

そして最後の難関というか、多くの生徒さんが騙される、「形容動詞」と「連体詞」の見分けです。
「いろんな」と「危険な」。こちら、一見どちらも体言を修飾しそうだし、連体詞じゃないの?と思いがちなのです。しかし、「危険な」は形容動詞の連体形です。活用形をまだ習っていなかったら今の話はとりあえず忘れてもらって構わないのですが、見分け方だけは覚えてください。「な」を「だ」に変えられるか、変えられないかです。

「危険な」→「危険だ」不自然ではありません。
「いろんな」→「いろんだ」不自然です。

「だ」に変えて不自然であれば連体詞、不自然でなければ形容動詞だと覚えてください。ちなみに少し話がズレるのですが、この見分け方、文法の一番最初の方にやった「単語分け」でもつかわれています。こちらは形容動詞と「名詞+助動詞(断定の「だ」)」の見分けになるのですが、「だ」を「な」に変えられたら分けない!なんて、やりませんでしたか?これは、「だ」を「な」に変えられたら「だ」まで含めて形容動詞というひとつの単語(品詞)だから、わけなかったと言うことなんですね。
とりあえず、後ろに「な」がついている単語で迷ったら「だ」に変えられるか、「だ」がついている単語で迷ったら「な」に変えられるか、と考えて適切な判断を下せるようになると良いです。

長々と失礼しました。ここで質問をしているという時点で勉強をよく頑張っているということだと思いますので、これからも是非頑張ってください。応援しています。
長々と書いてしまい、回答の範疇を超えたものもありましたので何かわからないところがあれば仰ってください。

noname

ちなみに、形容詞の「大きい」は活用しても「大きな」になることは絶対にありません。「大きかろ(未然)」「大きかっ(連用)」「大きく(連用)」「大きい(終止)」「大きい(連体)」「大きけれ(仮定)」となり、命令形はありません。

うい

わかりやすい解説ありがとうございます。
私ももう一度活用表などを見て復習を兼ねて、頑張ってみたいと思います!!
感謝しています。✨

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回答

ア、ウが形容詞、エは動詞で、問題文の単語とイの単語が連体詞だからです!

うい

またまたありがとうございます!助かりました🥲

A

いいえ!がんばってください!🔥

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