現代文
高校生

2014年の進研模試です。この解答の解説ありましたら教えてください。
高1です

現代文·小説(20点) 解答·配点 4点 (各2) 出典 問ニ 速雄が典子の蜜柑を食べていたことで、他人には 分からない心の交流が速雄との間にあることを、典 伊藤整「典子の生きかた」(新潮文庫) 伊藤整は、一九○五(明治三十八)年、 北海道生まれ、東京商科大学(現在の一 6点 子が実感したということ。(昭字) 橋大学の前身)中退。詩人·評論家とし」 ても活動。一九六九(昭和四十四)年没 「典子の生きかた』では、自分ひとり 問三 H 3点 問四 かたくなに心を閉ざす速雄にこれまで遠慮してい 4点 た典子が、自分の気持ちをはっきりと言うように なったこと。(印字) の力で生きていこうとする自立心旺盛な 主人公典子の姿を通して、作者は当時の 社会の窮屈な家族制度から解放された自一 由な女性の生きかたを追求している 問五 本文解説 そして、その蜜柑の皮が速雄に対する自分の好意を彼が受一 け入れてくれた証としてこの日の典子には理解されたこと を傍線部0は表しているのである。また、「ひそかな感情 心を閉さしがちな病気の速雄には自分こそ必要な人間だ一 と考える典子は、叔母と従姉妹の清子とともに速雄を見舞 いに訪れた際にも、自分と速雄との間だけに流れる心の交」 流があることを強く感じる。そして、叔母たちと見舞った一 後の四日目にひとりで速雄を訪れたとき、こちらに寄り添 おうとする思いと遠ざけようとする思いとの狭間で揺れ動 く速雄の心情に典興子は気づくのであった。やがて、冷淡な 態度に潜む速雄の孤独な内面を前にし、そんな彼が遠くの のつながり」という表現からは、速雄との間にあると典子 が信じる温かな心の交流が、叔母や清子といった他者には一 見えない秘密めいたものとして、典子には捉えられている ことが読み取れる。したがって、速雄が典子の持ってきた 蜜柑を食べていたこと、その蜜柑によって典子が速雄との

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