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下から4行目からのRh(+)に対する抗体はIgG抗体であるため胎盤を通過でき
のところがどう言う意味なのかわかりません。
調べましたが、よくわかりませんでした。
教えてください。お願いします🤲

2 Rh式血液型 A抗原やB抗原以外にも, 赤血球表面にはRb因子とよばれる抗原があり, それをもつ人は Rh (+), もたない人は()とよばれる。 日本人では Rh (-)は1%以下であるが,白人では Rh(-)が5%程度存在する。 ABO 式血液型とは異なり, Rh(-)の人は Rh因子に対する抗体をもともと はもっていない。したがって, Rh(-)の人に Rh(+)の血液を輸血しても, 抗 体が産生されるには約1週間を要するため, 初回はなんの問題もおこらない。 しかし2回目に Rh(+)の血液を輸血すると,すでにつくられている抗体と反 応し,赤血球の凝集を生じてしまう。 さらに重要なのはRh(-)の女性が妊娠した場合である。 Rh(+)は Rh(-) に対して優性であるため, 通常胎児は Rh(+) である(わが国では,父親も Rh (-)であることはきわめてまれである)。胎児血と母体血はまじり合うことは ないが,妊娠末期や分娩時に胎盤が子宮壁からはがれる際に, 微量の胎児血が 母体に入ることがある。つまり, 胎児の Rh(+)の血液が Rh(-)の母体に入る ことになり,これによって母体にRH(+)に対する抗体が形成されることにな 血液型不適合妊娠> る(>図3-47)。 A 08A べんしゅつ 第1子は抗体が産生される前に娩出されてしまうため,まったくなんの問 題もおこらないが, 第2子が問題となる。 Rh(+)に対する抗体は反G 抗体で あるため胎盤を通過でき, これが胎児に移行して胎児の赤血球を破壊する。こ れにより胎児は溶血性貧血を生じ,重度の障害をおこしたり子宮内死亡動児 O 赤芽球症)をおこしたりする。

回答

✨ ベストアンサー ✨

抗体には、IgG、IgM、IgE、IgA、IgDがありますが、これらのうちIgG抗体だけが、胎盤を通過することができます。

第1子が生まれるときに、微量の胎児の血(Rh+の血液)が母親の血液に混ざることがあります。
今回は、胎児の血液はRh(+)、母親の血液はRh(-)であるから、言い換えると、
第1子が生まれるときに、Rh+の血液がRh(-)の血液に混ざることがあります。
すると、母親からしたら、Rh+の血液は異物だから、排除しようとして、母親の血液の中でRh+の血球に対する抗体であるIgG抗体が作られます。
で、この母親が第2子(Rh+)を妊娠すると、母親が作ったRh+の血球に対する抗体はIgG抗体であるから、胎盤を通過して
第2子の中に入ります。すると、第2子の中の血液はRh+の血球であるから、胎盤を通過してきたIgG抗体と反応して、
第2子の中のRh+の血球が破壊されるため、胎児は溶血性貧血になってしまいます

分からなければ質問してください

ぽん

すごいです!わかりやすかったです。
ありがとうございました!

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