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血中の細胞(免疫細胞など)
細胞は血液からグルコース(エネルギー源)を取り込む
(筋肉組織や肝臓ではグリコーゲンを栄養源として貯蔵しているが、血中の細胞ではないと考えてよい)
細胞質で解糖系、ミトコンドリアでクエン酸回路、電子伝達系でATPを産生
血中の赤血球
赤血球は血液からグルコースを取り込む
細胞質で解糖系のみによりATP産生、ミトコンドリアはない
ちなみに核もないのでタンパク質を新規で合成できない
エネルギー源を含まない生理的緩衝液
赤血球は緩衝液にひたす前に取り込んだグルコースだけを有している
①採取直後〜0時
4℃に下がったことで酵素活性が低下し、解糖系のATP産生が止まった
②0〜12時
37℃になったことで解糖系が進行するも、細胞外にグルコースがないため
12時間の時点で細胞内グルコースが枯渇。ATP産生が止まった
③12〜24時
ATP産生が止まったため受動拡散により赤血球内Kが細胞外へ漏出
細胞外Naが赤血球内へ流入
④24時〜
細胞外グルコースを取り込んで解糖系が働くようになりATP産生が再開された
ありがとうございます!赤血球がなぜもともとグルコースをもっているのかがわからなかったので、とても参考になりました!