生物
高校生
解決済み

生物の免疫グロブリンのところで、問4,5,6の考え方が解答を見てもよくわかりません。
教えてください🙇‍♂️

214>次の文章を読み, 下の問いに答えよ。 病原体が体内に侵入すると,まず, 白血球の一種である マクロファージがこれを取り込み,分解する。マクロ ファージは病原体の構成物質を抗原として認識し、その一 部を細胞表面に出す。その後,リンパ球のT細胞とB細 胞が抗原の無害化に働く。 まず, この抗原と相補的な結合 部位を細胞表面にもつT細胞が接着する。抗原と結合し たT細胞はア]とよばれる物質を放出する。この物 質は,その抗原に対する受容体をもつB細胞に対して, 抗体を作るように刺激する。 刺激されたB細胞は, 増殖·分化して抗体を産生するため この抗体と抗原が特異的に結合して抗原抗体反応が起こる。 B細胞によって作られた抗体は, イ』とよばれる Y字状をしたタンパク質で, 2 本のH鎖と2本のL鎖がS-S 結合により連結したペプチドからなる(図)。 H鎖のアミ ノ酸配列を指定する遺伝子は四つの領域から構成されていて, V領域, D領域, J領域 は成熟したB細胞ごとに異なるが,残りの部分は共通である。同様に, L鎖を指定す る遺伝子領域においても, V領域と了領域はB細胞ごとに異なるが,残りの部分は共 通である。その結果, Y字状に開いた側の先端部はアミノ酸配列が変化に富んでいて, ウ」とよばれ, この先端部の立体構造の違いによって, 抗体タンパク質は抗原と特 L鎖 b C d→ td 0 ウ]より内側(Y 字状タンパク質の基部側)の領域は同じアミノ酸 とよばれる。Y字状の抗体には ウ]が2箇所あるため,1分 。 異的に結合する。 配列をもち、 子の抗体は,同時に2分子の抗原と結合することができ, 抗原が集まって巨大な複合体 を形成する。こうした抗原と抗体の複合体形成により病原体は無害化される。 問1 文中の口ア 問2 T細胞とB細胞は,どこで生成するか。適当な器官を記せ。 問3 T細胞が成熟する器官を記せ。 問4 S-S 結合を切る薬剤で処理した抗体タンパク質はL鎖2本とH鎖2本になり,抗 原との結合能力が失われた。抗原と結合できなくなった理由を簡潔に述べよ。 問5 抗体をタンパク質分解酵素であるパパインで分解すると, 抗体は H鎖の1箇所で 切断されることがわかった。分解後の抗体は, 抗原との結合能力を保持していたが、 同時に2分子の抗原と結合する能力は失われた。パパインが切断すると予想される犯 体の位置を図のa~dから選び,記号で答えよ。 問6 抗体をペプシンで分解した場合にも, 抗体はH鎖の1箇所で切断されることが かった。分解後の抗体は, 抗原との結合能力を保持しており, 同時に2分子の抗原と エ エ に入る適語を答えよ。 結合することもできた。ペプシンが切断すると予想される抗体の位置を図のa~d から選び,記号で答えよ。 (13立教大改)
間1アーサイトカイン イー免疫グロブリン ウ-可変部 エー定常部(不変部) 214 問2骨髄 問3胸腺 問4L鎖とH鎖とで作られる立体構造によって, 抗原と特異的に結合するため。 問5c 問6d 問1サイトカインは,細胞間の情報伝達に関わる物質の総称。その中で, 白血球から分泌さ れるものをインターロイキンという。 問4H鎖とL鎖が組み合わさって作る立体構造が抗原の特定の部位(エビトーブ)と結合する ので,H鎖とL鎖が分離されると,抗原と結合することができなくなる。 クセル 抗体は,H鎖とL鎖が作る立体構造によって特定の抗原と結合することができる。 215回 作

回答

✨ ベストアンサー ✨

S-S結合を切るとL鎖とH鎖がばらばらなってしまうので抗原と結合できない。なぜなら抗原との結合には両方の鎖のV部で作られた構造で抗原に結合する必要があるから。
パパインで切ると2分子の抗原と結合できないということは一組ずつの結合部位は残っていてそれらがばらばらになっているわけで、しかもH鎖の一箇所だけが切断されるとのことですからこの図からだとaやbだとHとLがばらばらになりますからcでしょう。
ペプシンで切ると抗原の結合には影響を与えていないですから、d でしょう。

ポム

ご回答ありがとうございます!
cとかdの箇所で切断してしまっても免疫グロブリンは活動できるのですね。理解できました🙏

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