問5 下線部d)のしくみとして適当でないものを, 次の0~⑥のうちから一つ選べ。
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皮膚の表面では角質層が形成されており, 異物が体内に入るのを防いでいる。
の 皮膚の表面は分泌物によって弱塩基性に保たれており, 病原体の繁殖を防いでいる。
汗や涙にはリゾチームという酵素が含まれ, 細菌の細胞壁を分解する。
0 マクロファージ, 樹状細胞, および好中球は, 異物を食作用により直接排除する。
6 ナチュラルキラー (NK)細胞は,病原体に感染した細胞やがん細胞などがもつ特徴を
認識して、その細胞を排除する。
問6 下線部(e)に関して, 次のア~エの記述のうち, 正しいものの組合せとして最も適当な
ものを、下の0~①のうちから一つ選べ。
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ア B細胞は骨髄に由来し, 活性化すると形質細胞となり, 抗体の産生にはたらく。
イ ヘルパーT細胞は, 細胞性免疫,体液性免疫のどちらにもはたらく。
ウ 免疫記憶は, 体液性免疫では形成されるが, 細胞性免疫では形成されない。
エ 過剰な抗原によって抗原抗体反応がはたらかなくなることをアレルギーという。
0 ア,イ
@ ア, ウ
O ア, エ
O イ, ウ
6 イ, エ
6 ウ,エ
問7 下線部(e)に関して, 適応免疫の一つに体液性免疫がある。いま, ある動物 (哨乳類) に
抗原Xと抗原 Yを注射したとき, それぞれ抗体xと抗体yが産生されるものとする。この
動物に0日目と 40日目に抗原Xを, 20日目と 60日目に抗原Yを注射したとき, 抗体xと
抗体yの総産生量(相対値)のグラフとして最も適当なものを, 次の①~①のうちから一つ
選べ。ただし,注射された抗原XとYの量はすべて同じで, 抗原XとYは, ともに今回は
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じめて体内に注射されたものとする。
0
の
100-
10-
10-
1
1-
0 10 20 30 40 50 60 70 80
(日数)
0 10 20 30 40 50 60 70 80
(日数)
抗 100
抗 100-
の 10:
10-
1-
1
生
量
0 10 20 30 40 50 60 70 80
0 10 20 30 40 50 60 70 80
(日数)
合:抗原X注射
:抗原Y注射
(日数)
抗体の総産生量
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