✨ ベストアンサー ✨
まず、問題文は「△ADEの面積」ではなく「△ADFの面積が2㎠」で大丈夫ですね?
おっしゃる通り、この問題は相似比を使って求めます。
返信が難しいようなので、必要な知識部分は極力こちらで補って説明していきますね。
※必要最低限の予備知識として、「相似」という言葉の意味だけ調べておいてください。簡単に説明すると「大きさは異なるが同じ形をした図形」になります。スマホの操作で図形を拡大/縮小をさせるようなイメージです。
まず問題文から、辺ABと辺ACを三等分して点打っているので、以下の画像1枚目のようなカタチになります(同じマークがついてる辺の長さは同じです)。
次に相似の「中点連結定理」を使います。
以下の画像2枚目を見てください。三角形の2辺の中点をそれぞれ結ぶと、その辺は底辺(もう一方の辺)に平行で長さが2分の1(半分)の辺になる、というものです。
これが、この問題の三角形AEGにいえます。
点Dと点Gは三角形AEGの二辺の中点にあるので、DFはEGに平行で、長さが半分の辺になります。
つまり、EGの長さは、DFの2倍です。
次に、相似比と面積比を使って考えます。
相似比とは、相似な図形の対応する辺(カタチが同じなので向きを揃えたときに位置が一致する辺)が、何倍になっているかを表すものです。
三角形ADFと三角形AEGの「対応する角」とは辺DFと辺EGで、相似比は1:2となります。
1番の問題は、これを面積比に置き換えて考えるのです。面積比は、1^2:2^2(1の二乗:2の二乗)になります。(以下の画像3枚目を見てください)
つまり、三角形ADFと三角形AEGの面積比は1:4。
三角形ADFが2㎠なので、三角形AEGはその4倍の「8㎠」になります。
同じように三角形ABCについて考えると、相似比は三角形ADFに比べて1:3、面積比は1:9になります。
三角形ABCの面積は2×9で「18㎠」です。
続いて2番の問題ですが、
四角形DEGF=三角形AEG - 三角形ADFの面積
四角形EBCG=三角形ABC - 三角形AEGの面積
で、求めることができます。
すると今まで求めた数値を使えば、
四角形DEGF=8 - 2=6 →6㎠
四角形EBCG=18 - 8=10 →10㎠
のように求めることができます。
【答え】
1、△AEG=8㎠、△ABC=18㎠
2、四角形DEGF=6㎠、四角形EBCG=10㎠
御免なさい。EとFを混同してしまいました。訂正します
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△ADF∽△AEG∽ABCで、
【相似比は対応する辺の長さの比で求まります】
相似比を考えると、AD:AE:AB=1:2:3
【相似な図形の面積比は、相似比の2乗になります】
面積比を考えると
△ADF:△AEG:△ABC=1²:2²:3²=1:4:9
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(1)△ADF=2cm² より、
【△ADFの比が1なので、実質4倍、9倍となります】
△ADF(2cm²):△AEG=1:4 で、△AEG=8cm²
△ADF(2cm²):△ABC=1:9 で、△ABC=18cm²
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(2)△ADF=2cm²、△AEG=8cm²、△ABC=18cm² より
【図から、引いて考えます】
四角形DEFG=△AEG-△ADF=8-2=6cm²
四角形EBCG=△ABC-△AEG=18-8=10cm²