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まずは，それぞれの特徴をまとめてみましょう。
ペリクレス
・下層市民中心
・民会が中心
・公職を籤で選ぶ
・直接民主政
ローマ共和政
・貴族中心
・執政官(貴族から2名)
・元老院が最高決定機関
・平民との身分差が激しく，不平等是正を求める闘争が多かった→護民官が設置，十二表法，リキニウスセクスティウス法，ホルテンシウス法
→・コンスルの1人が平民に開放
・平民会の議決が国法として認められる
結果的に，富裕市民が台頭し新貴族となる
以上より，ペリクレスの民主制では，下層市民中心であり，最初から民主制が成立していました。
そもそも，ローマの場合は，共和政ですから，この時点で違いはありますが，当初は貴族が強い権限を持っていたが，最終的に，平民の政治参加が可能となりました。
ペルシア戦争で三段櫂船の漕ぎ手として活躍した下層市民による民会を中心に直接民主政を行ったペリクレスに対し，ローマ共和政においては，元老院のもとに貴族が優位な中，護民官の設置や法整備により，次第に重装歩兵として活躍した平民を中心に，政治が執り行われるようになった。
ポイント
・アテネでは，徹底的な民主政
・ローマでは
貴族中心→平民の参政
法制定や最高決定機関の違いも述べられると良いでしょう。
もし字数制限が有ればもう少し削って合わせれば良いと思います。
すごく助かりました( ; ; )有難うございます！！