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第1回駿台全国模試までに書けるようにしたい10の化学論述問題

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2023

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るーつ

るーつ

高校3年生

高3生の皆さんが受けられる記述模試の化学では《論述問題》が出題されます。

理論化学(化学平衡と反応速度を除く)で重要な論述問題を10個選んだので
書けるようにしておくとよいでしょう。

① イオン半径が小さくなる理由
② プロパンよりエタノールの沸点が高い理由
③ 黒鉛が電気の良導体である理由
④ 氷→水で体積が減少する理由
⑤ 食塩水の電気分解でNaの単体が得られない理由
⑥ NaOHが中和滴定標準物質として使用されない理由
⑦ チンダル現象が見られる理由
⑧ 過マンガン酸カリウムを用いる酸化還元滴定の終点
⑨ 希薄溶液の範囲でモル濃度が使われない理由
⑩ 溶液の冷却曲線で右下がりになる理由

模試が終わってからも、これらを論述できるようにしておくと
知識が体系的に整理でき化学の実力がぐんぐん上がります。

ノートテキスト

ページ1:

第1回駿台全国模試までに
書けないとヤバい10の論述問題
1
イオン半径がO2-、 F-、 Na+、Mg2+の順に小さくなる理由
(50字程度)
2
プロパンとエタノールは同程度の分子量であるのにもかかわら
ず、エタノールの沸点が異常に高い理由 (50字程度)
M
黒鉛が電気の良導体である理由(45字以内)
4 氷が融けて水になると体積が減少する理由 (50字程度)
5
食塩水の電気分解でナトリウムの単体を得ることができない理
由(70字程度)
6
固体の水酸化ナトリウムを中和滴定における標準物質として用
いることができない理由。 (60字以内)
7
コロイド溶液でチンダル現象が見られる理由 (50字程度)
8
シュウ酸と過マンガン酸カリウム水溶液の滴定で、 反応が完了
した点をどのように決めるか (40字以内)
9
希薄溶液の沸点上昇度は質量モル濃度 [mol/kg] には比例する
が、モル濃度 [mol/L] には比例しない。 その理由 (40字以内)
10
溶液の冷却曲線で温度が右下がりになる理由 (50字程度)

ページ2:

原子番号が大きくなると、 原子核の正電荷の量が増え、電子が
1
より強く原子核に引きつけられるようになるため。 ( 51字)
エタノールはヒドロキシ基をもつため分子間で水素結合を形成
2
し、プロパンよりも分子間力が強いから。 (47字)
3
炭素原子の4個の価電子のうちの3個が平面をつくる共有結合に
使われ、 1個が平面内を自由に動けるから。 (49字)
4
氷の結晶は水素結合で隙間の多い構造をとる。 氷が融解する
と、水分子が隙間に入り込むので体積が減少するから (52字)
5
ナトリウムはイオン化傾向が大きく、ナトリウムイオンは還元
されにくいため、食塩水では、ナトリウムイオンよりも還元さ
れやすい水分子が還元されるから(72字)
6
固体の水酸化ナトリウムには潮解性があり、 また、 空気中の二
酸化炭素とも反応するため、 質量が正確に測定できないから。
(56字)
一般の溶液に含まれる粒子よりもコロイド粒子は非常に大きい
7
ため、 光線が当たったときに光を散乱しやすいから。 (52字)
8
滴下した過マンガン酸カリウム水溶液の赤紫色が、消えずに残
る点を終点とする。 (37字)
9
溶液の体積は温度に応じてわずかに変化するため、 モル濃度が
一定にならないから。 (38字)
溶媒だけが凝固するため、 残った溶液の濃度が次第に大
10 きくなり、 溶液の凝固点降下によって凝固する温度は低
下していく。 (56字)

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