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物質量徹底解説ノート
まずはあいさつから。みなさんこんにちは
ジュピターです。今日は
物質量の計算のコツについて徹底解説していきます。 最後まで
ご覧ください。
mol

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①公式を覚えよう!
・物質量は次の3つの項目から求めることができます
アボガドロ定数、質量、体積
1つずつ解説していきます
アボガドロ定数=6.02×1023 アボガドロ定数はこの値です。
物質量にこの定数をかければ物質の個数がでてきます。
中に物質の個数をアボガドロ定数でわれば物質量が
でてきます。
アボカドロ
(mol)
物質量 定数 物質の個数
÷アボガドロ
(単位なし)
定数
まとめ アボガドロ定数=6.02×102
23.
アボガドロ定数×物質量=物質の個数
物質の個数÷アボガドロ定数=物質量
物質の個数は単位なし

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Melo

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質量から物質量を求めるためにはどうしたらよいのでしょうか?
そのためには原子量or分子量or式量を使います。
3つ全て使う訳ではありません。物質がどんな状態で存在しているか
によって使い分けます。
物質が原子のみで存在している場合→原子量
何らかの化学結合で分子を形成して存在している場合 分子量
化学結合のうちイオン結合を形成している物質が存在している場合
→式量

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と、このように使い分けます。原子量は実は物質の相対質量と値が
酷似しています。下の表に主要素の原子量を記します。
表1
水素 炭素 酸素ナトリウム塩素 カルシウム
詳細値 1,008 12.01
概数値 1,000 12.00 16.0
みなさんはmol計算するとき概数値を使うと思いますが、僕の通ってる
高専は概数値ではなく詳しい値(電子の質量と考慮した値)を
使います。そのため計算が複雑になるため、テストでは関数電卓を
持ち込んでOKになっています。
16.00 22.99 35.45
23.0
35.5
40.08
40.0
はい。雑談はここまでにして、本題に戻っていきたいと思います。
原子量のことは分かったけど分子量、式量ってなんなの??」って思ってる人
多いと思います。そういう人のためにしっかり説明していきます。
分子量=分子を構成している原子の原子量の総和
式量:イオン結晶を構成している原子の原子量の総和
という公式があります。これだけじゃわかりにくいので具体例を挙げて説明して
いきます。
C6H12O6
こればグルコースという糖分の一種です。
みるからに原子ではなさそうですよね。かといってイオンでもなさそうです。
じゃあ何になるのか。分子になります。ということは分子量を計算できますね!
早速計算してみましょう!!
Cの原子量を12.00、Hの原子量1,000の原子量を16,00とすると
12×6+1.00~12+16×6=72.12+96=180
ということでグルコースの分量は180ということになります。これが分かればい
質量から物質量を求めることができます。その求め方は次ページで詳しく解説します

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はい。こんどは質量から物質量を求める方法を解説していきます。
例題からはいってみましょうか。
例題
2.67gの二酸化炭素の物質量を求めよ。ただし、炭素、酸素の
原子量はそれぞれ12.0.16:00とする。
はい。こういう問題は化学に限らず物理とかでもそうですが、計算に使える
条件(情報)に下線を引きましょう。本当は色分けして書くのがbestですが
テストや大学入試では蛍光ペンや色ペンは使えませんよね。だから普段から黒ペン
で下線を引く習慣をつけましょうでもただの一
じゃいみがないので
○も使い分けると解く時も見直すときも便利ですよ!!
ぜひやってみてください。
ほい。問題文に下線、波線、丸いをしてみました。二酸化炭素」っていうのも
めちゃくちゃ大事な情報です。それが分からないと化学式も書けないし、
分子量する計算できませんからね!!
それでは計算していきます。まずは分子量から求めます。二酸化炭素の化学式は
CO2なので炭素、酸素2コの構成です。だから...
12.01+16.00×2=12.01+32.00=44.0l/Cozの分量
分子量が計算できたら公式に当てはめます。
質量:原子量or 分子量o式量:物質量
2.67÷44.01=0.06068029
四捨五入して0.06mo1→6.00x10mol
mol
割り算、掛け算のときは一番有効数字のケタ数が少ない(小さい)ほうに
答えの有効数字を合わせるようにしましょう。それと0.0△△になるときは
必ず△□ X
10″のような形に変形しましょう。

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次は体から物質量を求める方法について解説します。
公式は以下の通りとなります。
体積÷22.4=物質量
物質量×22.4=体積
の2つから求められます。みなさん「なぜ22.4をかけたり、割ったりしないといけないのか」と
疑問を抱く人多いと思います。これは標準状態(1気圧、25℃)で存在して
いる気体の総量なんです。世界中に溢れている全気体をどんだけかき集めても
たったの224Lにしかならないんです。一番重い気体であるラドンだってどんだけ集めても
標準状態なら22.4Lにしかならないんです。もちろん2気圧80℃とかにしたら
いろいろ変わってきます。72.4Lではなくなるんですねー。ここではあくまでも標準状
態でという話をしています。それでは例題を解いていきましょう。
例題2)10.0gの炭酸カルシウムの体積は標準状態で何人か?
ただしC.O.caの原子量はそれぞれ2.0.16.0.40.0とする。
はい。それでは先程と同じように下線を引いていきます
標準状態であるということは22.4を用いた計算が可能になります。
それではまず、炭酸カルシウムの式量を計算していきます。炭酸カルシウムの組成式は
「
(a(co3)2になります。カルシウムが2個の陽イオン、炭酸イオンが1個の
陰イオンなので、炭酸イオンに()がつきます。え?なんで??」って思う人いる
と思うので説明すると()がつく条件には2つあって1つ目は
組成式に多原子イオンが含まれていること2つ目は多原子イオン以外の
原子(イオン)が2個以上のイオンであることの2つの条件を満たしたときその組成式
に()がついた形になります。この場合は2個の陽イオンなので②はOK。
それとCO3は多原子イオンなので①をclear、という訳で組成式に()がつく
条件を満たしたことになります
話が長くなってしまったので次のページから計算していきます。

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Date
前ページの問題)100gの炭酸カルシウムの体後は標準状態で何しか
A
解)まず、炭酸カルシウムの式量を求める
ただし、C.O.caの原子はそれぞれ12.0.16.0.40.0をする
40+12×2+16×3×2
質量(10.0g)を炭酸カルシウムの式量(160)
Calcoz)2=炭酸カルシウム
40+24+48×2
40+24+96
=64+96
160円
#
で割り算する
10.0÷160
= 0.0625mo1 6.25×10molでもOK
物質量(0.0625mol)に標準状態での全気体の統
(22.4L)をかける
0.0.62×22.4 共に有効数字3桁なので
1.41
答え 1.40L
答えもるに

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終わりに
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それではまた次のノートでお会いしましょう。さよなら。
Always beside you
bby ジュピター

ページ11:

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CULL