住み果つるならひ「なら」ば(←たぶんこっちの「なら」だと思うんですが)
なるほど、わかりました。じゃあ一応解説しておきます。
断定の「なり」の意味は「~だ」「~である」で、上には名詞などが来ます(例えば「りんご」とか「生徒」とか)。
このとき上に来ているのは「ならひ」で、「習慣」や「きまり」という意味の名詞です。
また「なら」の下にある接続助詞「ば」は「もし~なら」(順接仮定条件)という意味で使うとき、上には未然形を取ります。
ちなみに、少しやっかいなことに接続助詞「ば」は上に已然形をとることもあって、そのときの意味は「~ので」「~すると」になります(※このような意味のとき、順接確定条件といいます)。
現代語では「已然形+ば」でも仮定の意味「~したら」を表したりするので、そこらへんで混乱しやすいですね。
古語では「未然形+ば」で「~なら」、「已然形+ば」で「~ので」「~すると」
と、現代とは少し違った使い方をするので注意しましょう。
(例文)
・廊下を走らば罰せらる
(訳: もし廊下を走るなら、罰を受けるだろう)
・それを見れば、三寸ばかりなる人、いと美しうて居たり
(訳: それを見てみると、とても小さい人が、とても可愛らしい感じですわっていた。)
間違えました😓
すみません💦🙇🏼♀️
2つめの方のならでした!