toとforのイメージをつかめるとわかると思います。イメージをつかんでみましょう…。
まず、下の2つの文の書き換えを見てみましょう…。
He gave her a present.
…herとa presentの位置を入れ替えると…
He gave a present to her. ←to herになります。
次に…
He bought her a present.
…herとa presentの位置を入れ替えると…
He bought a present for her. ←for herになります。
この2つの文から
toは、「何の手も加えられていない(ココでは、前もって用意されていた)プレゼントを彼女にあげた」というイメージ。
forは、「何か手が加えられた(ココでは、お金を使って目の前で)プレゼントを彼女に買ってあげた」というイメージが思い浮かべられると思います。
toは、「(何も手が加えられていないくて、直接、)〜へ」…というイメージ。
forは、「(何か手が加えられていて)〜へ」…というイメージがつかめると良いと思います。
そうすると問題文の…
She left Tokyo ( ) Osaka yesterday.
の空所に入るのは?
toだと何の手段もなく…つまり、新幹線や飛行機など何も使わず…「彼女は昨日、大阪へ出発した」というイメージになるので、「彼女自身が飛んで行ったか瞬間移動するかして大阪に行った」…ドラゴンボールの世界をイメージしてしまいます(いつかこんな日が来るかも…???)。
forだと何かしらの手段…つまり、新幹線か飛行機か何か(徒歩も含む)で…「彼女は昨日、大阪へ出発した」というイメージになるので、正解は、forになります。
確かに辞書にも、leave 〜 for … で、「…に向かって〜を出発する」と出ています。その意味の元は、これかなぁと思います。
前置詞のイメージをつかむのに参考になる本があります。大西泰斗/ポール・マクベイ著 『ネイティブスピーカーの前置詞』研究社出版です。
この本で説明されているtoとforのイメージも納得いくと思います。
参考になれば嬉しいです。
そうなんですね!
ありがとうございます🙏これは熟語の問題ということですよね?