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「やうなり」の連用形です。
活用語の連体形、格助詞「の」に接続します。
まれに、「が」に接続する時もあります。
形容動詞ナリ型で活用する助動詞で、
①比況「(まるで)~のようだ」
②同一「~とおりだ、~ままだ」
③例示「(たとえば)~ようだ」
④不確かな断定「~みたいだ、~ようだ」
⑤願望「~ように」
といった5種類の意味があります。最もよく使われるのは、①の比況です。
「やうなり」は滅多に使われることがないので、一覧表には載っていません。覚えておくとしたら、①だけで十分ですよ。
「やうなり」は、名詞「様(やう)」に、断定の助動詞「なり」がついて出来たものになります。
「やうなり」が出てくる有名な作品として、源氏物語(若紫)なんかが有名ですね。出てきた時に、比況で訳すことが出来れば、十分すぎるくらいです。
余談ですが、
「やうなり」は平安時代に、漢文調の文章で用いられた「ごとし」に対するものとして、和文で用いられました。しかし、当時は比況の「ごとし」は助動詞でしたが、「やうなり」は「やう」と「なり」の結合が弱く、十分に助動詞とは言えませんでした。「やうなり」が助動詞として扱われるようになったのは、中世以降のことです。
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