Japanese classics
SMA

至急!
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10 3~ てつかはしけり。 ふせや ものがたり 三次の文章は、室町時代に成立したとされる『伏屋の物語』の一節である。あるとき、少将(少将殿・殿)が、北の方の継子 であるにほひ姫を見初め、越路丸(御使ひ)という童を使いにして手紙を送った。以下の部分は、越路丸が屋敷に着いた際、 北の方がそれを知り、継子のにほひ姫は病気なので、北の方の実子であるあいし姫(母姫君・母姫)との結婚を少将に勧めて ほしいと越路丸に要求した場面の続きである。これを読んで、後の問いに答えよ。(配点 三〇) (注1) (注2) めざましきことにて候ふ。さりながら、これにて身のはからひ申すべきに 御使ひ申すやう、「げにもさやうにおはしまさば、 (注3) も候はねば、急ぎ、帰り候ひて、このよしを申し候はん」と申して、「御文を賜りてまたおほせのごとく、母姫君にもと申され候 はば、急ぎ参り候ふべし」と言へば、「ただおはしませ。 その御文は懐に入れてあなたこなたへ ありきつるほどに、いづくにか 落として候ふらん。候はず」と言ひければ、 越路、頬うち赤めて、「あさましきことかな。いかさまよくよく求めて呼び候へ」と 申しければ、「『さらば、たづねて参らせん」とほどもなく、「見つけて候ふぞ」と「取らせけり。さるほどに、なほなほ言ふやう、 「かへすがへするよきやうに申し給へ。この頃時めく宰相殿よりもたびたび御文の参り候へども、用ゐ給はず。これもしかるべ きことにや候ふらん。 少将殿をばさもとおぼしめしたるなり。もし殿のはからひによきやうなること候はば、姫君は殿のためには ゆめゆめおろかなることにおぼしめされじ。このやうを心得て申し給へ。深く頼み参らせ候ふぞ」と言ひて立ち入りぬ。 (注4) 越路は急ぎ急ぎ帰りてありのまま申しければ、少将殿仰せらるるやう、「いかなる病ありとも、にほひ姫を申すべし。おのが帰 りをさへ待ちかねたるに、母姫、「十善帝王につくべし」と言ふとも、何にかはせん。かのにほひ姫に具してあらば、いかなる 虎狼の住む山、火の中、水の底なりとも、 かの姫もろともならば、ゆめゆめ苦しからじ。とくとく行きて返事取りてこよ」と 20
問傍線部とあるが、北の方がこのように言ったのはなぜか。七十字以内で説明せよ。 【下書き用】
問四傍線部とあるが、どのようなことを言おうとしているのか。最も適当なものを、次の1~ ・のうちから一つ選び、番号で 答えよ。 問五傍線部を現代語訳せよ。 あいし姫が宰相殿から何度求婚されても、それを拒む手紙を送っているのは、少将殿が自分に手紙をくれるにちがいない と信じているからだとすれば、辻褄が合うということ。 つじつま 2 あいし姫には宰相殿から何度も求婚の手紙が届くが、それらを受け取らないのは、あいし姫にとって少将殿こそが意中の 男性であると考えれば、納得できるということ。 3宰相殿からの求婚の手紙を、誰もあいし姫に取り次ごうとしないのは、あいし姫が少将殿と手紙を交わしているという事 実から判断すれば、当然のことであるということ。 4宰相殿から送られた求婚の手紙を見て、あいし姫が心を動かされているのは、あいし姫が自分の身分に合った人と結婚す べきだと考えているからだとすれば、よく理解できるということ。 23-

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