✨ Jawaban Terbaik ✨
相州禅門に仕えていた、怒りっぽい女が、同じく禅門に仕えていた息子を殴ろうとして、けつまづいて転んだ。
(女は)いよいよ怒りをこらえられなくて、禅門に、「息子の某が、私を殴りました」と訴えて申しあげたので、
(禅門は)「けしからんことだ」とされて、「その男を呼べ」とおっしゃって、
(男に)「ほんとうに(自分の母を)殴ったのか?母はこれこれと言っているぞ」とお訊きになった。
(男は)「本当に殴りました」と申しあげた。
禅門は、「まったくもって とんでもないことだ、許せない」と叱って、(男の)所領を取り上げ、流罪にすることに決まった。
事態がおもしろくないことになったうえに、怒りもやっとおさまって、あきれたことになったと思ったので、その母が、また禅門に申しあげるには
「怒りのあまりに、この子が(私を)なぐったと申し上げましたが、実はそんなことはございません、おとなげなく息子を殴ろうとして、転びましたのを、くやしいと思って訴え申しあげたのです、
実際に御処罰なさいますことはあんまりでございます、許してやってくださいませ」と言って、とんでもなくひどく泣いたりして申しあげたので、
(禅門は)「それなら(その男を)呼べ」と言って、呼んで、事態の詳細をお尋ねになったところ、
(男は)「実際には、どうして(母を)殴ったりいたしましょう(ありえません)」と申すので、
「それでは、どうして最初からありのままに言わなかったのだ」と、禅門がおっしゃったので、
(男が)「母が、(私が)殴ったと申しましたうえには、自分の身はどんなお咎めをこうむりましょうとも、母を嘘つきな者とは、どうしてすることができましょうか」と申したので、
いみじき「至孝の志深き者(孝行の心の深い者)だ」として、大変感心して、(男に、今までの所領に)別な所領を加えてお与えになって、特別にひいきな者とお思いになった。
(今のような)末代の人としては、珍しい、すばらしいことだと(私、筆者)は思った。
天才ですか?✨
こんなに長文を書いて下さりありがとうごさいます😭
知恵袋などにも載ってるのでそちらもご参考にしてください(^^)