Q=mcΔTの公式のΔTは温度変化を表します。
(1)の例で、20(℃)の水と70(℃)の湯を混ぜると、ぬるま湯湯の温度は20〜70(℃)のどこかになると感覚的に分かりますよね。
その温度をt(℃)とすると、20(℃)の水がt(℃)のぬるま湯になるときの温度変化はt-20(℃)、70(℃)の湯がt(℃)になるときの温度変化は70-t(℃)となります。温度変化は正の数とするので、t-20も70-tも正の数になるようにします。
まとめると
温度変化ΔTは正の数である必要があるのでΔTは「温度が高い方ー温度が低い方」という風にすれば良いです。
Δの意味は、(反応後-反応前)という意味です。
だから、ΔTというのは、(反応後の温度-反応前の温度)という意味です。