✨ Jawaban Terbaik ✨
ある時、夜が更けて樋口屋の戸をたたき、酢を買いに来た人がいた。
(買いに来た音が)中戸を通してかすかに聞こえた。
下男(樋口屋が雇っている人)が目を覚まして、
「どのくらい(酢がいりますか)」と言った。
「面倒かもしれませんが一文ほど。」(と客は言う。)
(一文なんて少ししか買わないのかよと思った下男は)
空寝入りして、その後返事もしないので、客はどうしょうもなくて帰ってしまった。
夜が明けて亭主がその下男を呼びつけて、なんの用もないのに「戸口を3尺掘れ」と言った。
仰せの通りにと久三郎は諸肌脱いで鍬をとり、
硬い土に精を尽くして汗水垂らして、ようよう掘った。
深さ三尺になったというときに、「銭が埋まっているはずだ。まだ出ないか。」(と亭主が)言う。
(下男は)「小石や貝殻しか出ませんよ」と申した。
(亭主は)「それほど汗水垂らして努力をしても一文すら手に入れることができないことを心に留めておきなさい。」
高校古文はとにかく単語を知っていないと読めませんが、
中学古文は現代文と同じく読解力があれば読めます。
と言ってもスラスラ読めるわけではないので、ちょっとずつメモを取りましょう。
例えばこの文だと、
「何程がの」というセリフの意味がわかりにくいですよね。
「酢を買う客→男起きた→何程がの?」
とメモをすると、
「酢がどのくらい欲しいのかと聞いているのかな」と推察できます。
文法などを勉強するのも大切ですが、それができなくても文脈から読み取れば大体意味が掴めます。
その練習をしてから細かいことを勉強していきましょう。
ありがとうございます🙏
早速実践してみます!!
丁寧にありがとうございます✨
すごく分かりやすかったです!