Japanese history
高中
已解決

江戸時代は、金貨と銭貨が計数貨幣、銀貨が秤量貨幣とありましたが…
例として金貨1枚に対して銀貨の枚数は毎回変わるという理解であってるのでしょうか?

江戸時代 貨幣制度

解答

✨ 最佳解答 ✨

江戸時代は、計数貨幣と秤量貨幣が入り混じっていました。質問者さんの言うように、金貨と銭貨が計数、銀貨が秤量でした。
計数貨幣というのは、現代のお金と同じ仕組みです。硬貨一枚に対して一定の価値が保証されていました。極端に言えば硬貨が2枚あって多少大きさが違っても価値は同じということです。
一方、秤量貨幣については、枚数ではなくその重さに価値が保証されていました。銀貨の単位は匁なのですが、匁というのは重さの単位です。
仮に、1匁の銀貨と2匁の銀貨があったとして、計数貨幣の場合は極端に言えば同価値な訳ですが、秤量貨幣においてはその重さに価値があるので、1匁分の価値の差が生まれます。
計数貨幣と秤量貨幣についてはここまでにしといて、問題は計数貨幣と秤量貨幣との間で両替が行われる際です。
結論から言うと、
金貨1両=銀貨60匁=銭貨4000文でした。枚数と重さで一定の交換レートが存在していました。
なので、銀貨1匁の硬貨なら60枚分、銀貨5匁なら12枚分で交換できていたので、そういう意味では、枚数は毎回違うと言えますね。

MJ

凄く分かりやすかったです‼︎ありがとうございました✨

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