解答

★漢文における助字
まず、助字と置き字について説明しておきます。
助字とは、日本語における助詞・助動詞・接続詞や、英語における前置詞のような役割をする文字の総称です。その助字の中で、訓読の際に読まれず、書き下し文に直すときにも省略される文字を置き字といいます。

この問題では、漢文の中で上記のような役割を果たす文字について問うています。
(1)添加とは、付け加える役割です。
(2)対象とは、「look at~」の「at」のように英語の前置詞のような役割です。
(3)順接とは、句と句とを順当に接続する(前を受けてその順当な結果として次にくることを表す)役割です。 ※ここでは選択肢に順接しかありませんが、「而」が順接か逆接かは文脈で判断します。
(4)比況とは、他と比べてそれに例える役割です。文語では「ごとし」「ごとくなり」、口語では「ようだ」「みたいだ」などが挙げられます。

参考にしていただけたら幸いです。

漢文,助字,置き字
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