✨ 最佳解答 ✨
現在のハワイにあるホットスポットと呼ばれるマグマが噴き出す位置はずっと変わっていないとされています。その上をプレートは一定速度で一定方向に動くとされているので、ハワイにはいくつもの島が直線状に並んでいます。これは、マグマが地上にでて、島になった頃にはホットスポットからずれた位置まで動いてしまい、その後ろに次の島ができるということが起きているからです。
もし、プレートがずっと同じ方向に動いていれば一直線に全ての島が並びますが、実際には雄略海山あたりを境に直線の向きが変わる(折れ曲がる)ことがわかります。これは、太平洋がこの時期に動く方向を変えたことが原因とされています。
この問題は明治海山列の1番先端(明治海山)から折れ曲がる手前の雄略海山ができるまでにどれくらいのペースでプレートが動いたかを求める問題です(向きはこの海山列の向きの北北西です)。
単純に速度を求める計算なので、動いた距離÷かかった時間で求まり、2340km÷(7000ー4340万年)で出てきます。ただし、最終的な単位はcm/yearなので、単位を合わせる計算もして下さい。
わからなければまた聞いてください!
僕は大学で地球科学を専門にしているのでこの手の計算はよくやります。地学はスケールが大きいので計算が大変ですよね笑
僕がやっているのは基本的に指数にして計算することです。
例えばこの問題なら
2340km=2.34×10^3kmとします。
そうすると、kmからmへの変換は1000=10^3をかけるだけ。さらにmからcmは10^2をかけるだけ
つまり2340km=2.34×10^3×10^3×10^2=2.34×10^8cmとなります。
この時注意しておきたいのは、数字の後ろに必ず単位を書くこと。単位を書いていないと途中からなにしてるかわからなくなります笑
2660万年も2.66×10^3×10^4=2.66×10^7
となります。この計算のメリットは最後に
2.34×10^8÷2.66×10^7の計算を行う際、10^7は約分して消せるので
2.34×10×2.66という簡単な計算にできるということです。
もし参考になれば使ってみてください。
なるほどです!!!単位を書くといいんですね!ありがとうございます!!!
わかりやすく教えてくださって、本当にありがとうございます!!!しっかりと理解して解くことが出来ました!単位を合わせる計算に時間がかかりました😅単位の計算を短時間でできるようにするにはどうしたらいいですか?