✨ 最佳解答 ✨
②の選択肢は、言い換えれば、「船がどれくらいの距離を移動したか調べれば、目印を頼りに剣を探し出せる」ということになり、そもそも不合理ですし(距離がわかるなら目印は必要ない)、本文にそのような記述もないため不適となります。
ここから消去法的に④を選ぶのが個人的にはいいと思いますが、④の「安心した」の記述については、(注)の3の逸話の説明のところに、「すぐ船べりに傷をつけ、船が停泊してからそれを目印に剣を探した」とあるため、傷をつけた後に他に手がかりとなるものを残さずに出発した、と考えられるので、ここから傷をつけただけですっかり安心したというのが読み取れると思います。
個人的には、その要素に加えて、今停泊している場所と剣を落とした場所との違いに気がついていない状態の説明をするために、止むを得ず踏み込んだ記載をしたのかなと思いましたが、どう考えますか?(そうしないと、設問に対する答えとして説明不足になりかねないからそういう解釈を採用したのでは、ということです。)
私もそんな気がしますね。私も最初にこの問題を見たとき、「安心した」というのが「気がついていない」という記述に対して序詞的に働いているのかなあという気がしました。
本番こういう記述があったら、無視して消去法というのが無難そうですね。
そうですね。
お互いセンターがんばりましょう!
フォローしておきますね〜
頑張りましょう〜!
御回答、ありがとうございます。
船の大きさやら長さやらがわからないので、目印をつけること自体不合理だというのは断定不能と考えますが、確かに、距離を測ればわかるじゃないか、とか、そういう記載はありませんし、本文全体のメッセージとも大きくズレていますね。
注3を参照するに、剣を落とした人が、”すぐ”船べりに傷をつけたのですから、そこで止まって出発した、という解釈は少しきついかなと考えます。むしろ、進行中の船に急いで跡をつけた、と考える方が自然かと存じます。ただ、他に何も手がかりを残さなかった、というのは理解できます。従って、そこから、すっかり安心した、というのも解釈可能かなと思いました。