相対度数分布表の「相対度数」は、どこに書けばいいの?
相対度数(そうたいどすう)というのは、「全体の中で、そのグループがどれくらいの割合か」を表す数字です。
たとえば、全部で10人いて、その中の2人が「0〜9点」だったとすると、相対度数は「2 ÷ 10 = 0.2(=20%)」になります。
相対度数は「度数の横」に書くのが基本
相対度数は、度数(人数)をもとにして計算した割合です。だから、表に書くときは、ふつうは“度数の横”に書くのがわかりやすいです。
「階級値の横」に書いてはいけないのか?
絶対にダメ、というわけではありませんが、あまり見やすくありません。
階級値(かいきゅうち)というのは、そのグループの「まんなかの数字」のことです(たとえば10〜19点なら14.5点など)。
でも、階級値と相対度数は直接関係がないので、並べて書くと「何の数字か分かりにくくなる」ことがあります。
まとめ
相対度数は、ふつう「度数の横」に書きます。なぜかというと、相対度数は「度数をもとに計算した割合」だからです。階級値の横に書いても間違いではありませんが、見にくくなるのでおすすめはできません。