✨ 最佳解答 ✨
箱ひげ図はデータを小さい方から順に並べ、25%ずつの四つのグループに分け、グループの境目の値を四分位数といいます。
四分位数は小さい方から、第一四分位数、第二四分位数(中央値)、第三四分位数といいます。
一番小さい方のひげの端が最小値、箱の一番下の線が第一四分位数、箱の中の線が第二四分位数、箱の一番上の線が第三四分位数、
一番大きい方のひげの端が最大値です。それらの五つの値を決めてグラフを作成します。
値の決め仕方ですが、まず全データを二つに分けて、第二四分位数を求めます。
今回の場合データ数は40ですので、小さい方の20個と大きい方の20個に別れますので、
境目の第二四分位数は20番目と21番目の値の平均値を取ります。
次に第一四分位数と第三四分位数を決めます。それもそれぞれの20個のデータを二つに分けて
境目のデータを取ります。これも10個ずつのデータに別れますので、例えば第三四分位数の場合は
30番目と31番目のデータの平均値となります。
今回の問題の解き方としては、
(ア)から(エ)のb,c,dの値をすべて入れて、9点の人数は総数40からの不足分の数字を入れ、それぞれの全データを完成させます。
そうして上の五つの値をすべて計算して、グラフの値と合うかどうか確認していきます。
そうすると、(ウ)以外のデータでは、30番目が7で31番目が8になりますが、(ウ)のみ
30番目が7で31番目も7となり、第三四分位数は7となり、問題のグラフと異なります。
第一四分位数、と第二四分位数については、(ア)から(エ)すべてグラフの値どおりになりますので
適さないのは(ウ)ということになります。