9. 次の文章を読み, 以下の問いに答えよ。
哺乳類の体温調節中枢は [ 38 ] にあり, 発熱量と放熱量を調節している。
寒いときには,皮膚が受容した低温刺激や血液温度の低下が[ 38 ]に伝わり、 脳下垂体前葉から分泌され
るホルモンによって[39] からは[40] が [41] からは[42]が分泌される。また,交感神経
の興奮によって,[ 43 ] からアドレナリンの分泌が促進される。これらのホルモンは血流によって運ばれ,
[44]や[ 45 ] での代謝が促進されて熱の発生が増加する。ヒトの体内で発生する熱の大部分が[44]
と[ 45 ] で生じている。 心臓はアドレナリンによって拍動が促進されるため血流が多くなり,これによって
全身に熱が伝えられる。 発熱量の増加は血流によって [ 38 ] にも伝わり、体温が上昇しすぎないように調節
される。このように結果がはじめの段階にもどって作用するしくみを[A]という。
問1:文章および図中の[38]~[4]に入る適語を次から選び、マークしなさい。(各知識1点)
ただし、 39 41 44 45はマーク番号の小さい方から順にマークしなさい。
[A] については記述欄に解答しなさい。 (知識2点)
①視床下部 ②延髄 ③肝臓 ④副腎髄質 ⑤副腎皮質 ⑥筋肉 ⑦甲状腺 ⑧糖質コルチコイド
⑨チロキシン パラトルモン
問2: 下線部について, 交感神経は熱の放散量を減少させるしくみにも関係する。 どのようなしくみに関係して
いるか 10~15 字程度で2つ答えなさい。 (知識2点×2)