解答
別冊 p.20
銅の加熱による化学変化と質量変化について,あとの問いに答えなさい。
3つのステンレス皿A~Cを
用意する。 図1のように,ステ
ンレス皿Aに銅粉0.4gを入れ,
5分間加熱する。その後十分に
冷ましてから,加熱後の物質の
質量をはかる。このように,5
(10点×5 計50点)
図 1
図2
ステンレス皿A
銅粉
トステンレス皿C
1.0
0.8
ステンレス皿B
0.6
ーステンレス皿A
0
0.4
分間加熱してから質量をはかるという操作を何
回かくり返し,加熱後の物質の質量の変化を調
べた。その後,ステンレス皿Bに0.6g, ステン
レス皿Cに0.8gの銅粉を入れ,同様の実験を行
加熱後の物質の質量 g
0.2
0
0 1 2 3 4 5 6
加熱回数 〔回]
図2は、このときの,加熱回数と加熱後の物質の質量の関係を表したものである。
正答率 59%
実験で, 銅を空気中で加熱してできた物質は,銅と酸素が結
“びついてできた酸化銅である。 このときに起きた変化を,化
学反応式で答えなさい。 〈千葉県〉
図3
1.0
よくでる(2) 図2をもとにして、銅粉を,質量が変化しなくなるまで十分
に加熱したときの, 銅の質量と結びつく酸素の質量の関係を
表すグラフを,図3にかきなさい。 <静岡県>
結びつく酸素の質量 g
0.8
0.6
0.4
0.2
物質
図3から、銅の質量と結びつく酸素の質量の比を最も簡単な
整数比で答えなさい。
(銅: 酸素=
0
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0
銅の質量〔g〕
(4) ステンレス皿Aの1回目と4回目の加熱後において,皿の中に残っている物質を説明し
”思考力
たものとして最も適当なものを,次のア~エから1つ選び, 記号で答えなさい。
(
)
ア 1回目…すべて酸化銅になっている。
イ 1回目…すべて酸化銅になっている。
4回目・・・すべて酸化銅になっている。
4回目・・・ 反応していない銅が残っている。
きく
ウ 1回目・・・反応していない銅が残っている。 4回目・・・すべて酸化銅になっている。
エ 1回目…反応していない銅が残っている。 4回目・・・反応していない銅が残っている。
(
⑤5 ステンレス皿Bの1回目の加熱後には、酸素と結びついていない銅は何gあったか。 最
も適当なものを、次のア~オから1つ選び、記号で答えなさい。〈福岡県・改〉
ア 0.2g
イ 0.4g
ウ 0.6g
I 0.8g
オ 1.0g
)
79