✨ 最佳解答 ✨
全体主義は個人の自由や人権よりも,国家や民族の意思や利害を優先させる政治思想、つまり国家が個人を強制的に従わせることです。
個人が国家の持ち物であれば皆幸せという感じです。国家に従属する国民は国家の利益のために活動して、それによって利益を増やせると考えます。
ファシズムは20世紀に現れた、全体主義的独裁の思想、運動、体制のことです。一国一党独裁、議論の余地もないという感じで、ドイツのナチスや日本の軍国主義などが挙げられます。国民の意思は関係ありません。
違いは「独裁性の質」です。全体主義では国家と国民の間で利害関係があるのに対して、ファシズムにはそのような利害関係はなく、国民を支配する独裁的な政治運動だということです。
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