Contemporary writings
高中
已解決
山月記で、
どうして我と自分のふたつの一人称があるのか教えてください
あとそれぞれどの時に使っているのか教えてください
は次のように語った。
今から一年ほど前、自分が旅に出て汝水のほとりに泊まった夜のこと、一睡してから、
からだ
ふと目を覚ますと、戸外で誰かが我が名を呼んでいる。声に応じて外へ出てみると、声は
闇の中からしきりに自分を招く。覚えず、自分は声を追うて走り出した。無我夢中で駆け
ていくうちに、いつしか道は山林に入り、しかも、知らぬ間に自分は左右の手で地をつか
んで走っていた。何か身体中に力が満ち満ちたような感じで、軽々と岩石を跳び越えていっ
た。気がつくと、手先や肘のあたりに毛を生じているらしい。少し明るくなってから、谷
川に臨んで姿を映してみると、既に虎となっていた。自分は初め目を信じなかった。次に、
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これは夢にちがいないと考えた。夢の中で、これは夢だぞと知っているような夢
それまでに見たことがあったから。どうしても夢でないと悟らねばならなかった時、
そ
分茫然とした。そうして懼れた。全く、どんなことでも起こりうるのだと思うて、深く
懼れた。しかし、なぜこんなことになったのだろう。分からぬ。全く何事も我々には分か
らぬ。理由も分からずに押しつけられたものをおとなしく受け取って、理由も分からずに
生きていくのが、我々生きもののさだめだ。自分はすぐに死を思うた。しかし、その時、
目の前を一匹の兎が駆け過ぎるのを見たとたんに、自分の中の人間はたちまち姿を消した。
再び自分の中の人間が目を覚ました時、自分の口は兎の血にまみれ、あたりには兎の毛が
散らばっていた。これが虎としての最初の経験であった。それ以来今までにどんな所行を
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解答
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なるほどそれで一人称を変えていると思って読むと
本当にその通りだと思います!
ありがとうございました!