情報 Ⅰ
・Question ④
「何らかの仕事を実現する処理の並びを一つにまとめて名前を付けたもの」 を関数といいます。
数は、値を渡したり戻したりできるのが特徴で、 関数に与える文字や数字を「引数」。返される値を
「戻り値」 といいます。 また、 もともとの主なプログラムをメインルーチン。 関数をサブルーチンと
いいます。
関数
書式
234
def 関数名(引数1, 引数2, ….....):
ロロロロ処理 |
ロロロロ処理 2
0000 return 戻り値
説明 関数を定義する。インデントした範囲内がひとまとまりの関数と見なされる。 関数を呼び出す
ときに同時に値を関数に渡したときは、引数の部分で受け取り、関数内部で使う。 関数内で
理した結果や何らかの値を呼び出し側に通知する場合は、 return に続けて値や計算式などを
記述する。
次のプログラムは、実行者の名前をメインルーチンで入力させて、それを関数に渡して挨拶と一緒
に表示するプログラムです。
1 def aisatu(a):
2
3
print (a, "Hello!")
return
4
5 print("これから英語で挨拶します")
6 b = aisatu(input("Please name :"))
7 aisatu(b)
8 print("どうでしたか? ")
1 def aisatu (a):
上記のプログラムでは、挨拶の表示処理を関数側に行わせていましたが、値を戻してメインルーチ
ンで行わせることもできます。 上記のプログラムをもとに、以下の空欄を埋めて、 プログラムを作り
なさい。 (実行例は上記と同じ)
(ファイル名は「出席番号 94 名前」 で保存すること)
a=
return
実行例
これから英語で挨拶します
Please name: Taro
Taro Hello !
どうでしたか?
5 print("これから英語で挨拶します")
6 b=input("Please name :")
7 print(
8 print("どうでしたか? ")
開始
「これから英語で挨拶
します」 と表示
名前を入力させる
→関数に渡す
aisatu 関数
戻り値を
受け取って表示
「どうでしたか?」
と表示
関数定義
終了
CITIO
aisatu 関数開始
← 受け取った引数
atak
「Hello!」を合体
a を戻り値
aisatu 関数終了