✨ 最佳解答 ✨
どういう意味を表す副詞なのかによって
ある程度位置が決まってきます。
https://nativecamp.net/blog/20181206_Adverb
https://www.rarejob.com/englishlab/column/20210918_04/
↑これが詳しいです。
oftenのように頻度を表す副詞は動詞の前に置きますね。正確にいうと、
一般動詞の前、助動詞/be動詞/完了形のhaveの後ろ
動詞に様子や状態を付け加える副詞(様態の副詞)は動詞の後ろにつけます。
最初に載せたURLでも
He spoke clearly to her about last night.
という例文があります。
これは Heがspokeした、その様子がclearだった
ということをclearlyという副詞が表しています。
動詞の様子ですね。
一つの副詞に1つの使い方しかないわけではありません。
例えばclearlyには「文修飾」という用法があります。
文修飾の意味を持つ副詞と持たない副詞があります。
「文」を修飾だから
Clearly, they are feeling the pressure.
の場合、clearlyはその後ろの文全部を修飾しているんです。
文修飾の副詞は、この文を話している人、話者が、
文の内容について評価や判断するような表現です。
だから
It is clear that they are feeling the pressure.
と言ってると思えば良いです。
彼らがプレッシャーを感じているのは明らかだ。
彼らは明らかにプレッシャーを感じていた。
「明らかだ」「明らかに」と思っているのは、theyではなくて、この文の話者ですよね。
その点が、様態の副詞とは大きく違います。
文修飾の副詞はたいてい、
it is 形容詞 that〜
の文に転換できます。
文修飾の副詞は文頭、文中、文末どこでも置けますが、
文頭か文中に来ることが多いです。
もう一つ、
副詞には動詞の前に置くことで
「強調」をするという使い方があります。
例えば
He clearly rejected war.
というのは、文修飾の用法ではあるのですが、
単なる評価とか判断ではなくて
話し手が「強調」したいと思っている、ちょっと感情が入っているような表現です。
これはつまり、「彼は"めっちゃ"戦争を否定した」と言いたいのです。
このときにポイントは、
実際にどうだったかは置いておくとして、話者からはそう見えてる、という部分です。話者が強調したいのです。
これは、単語の意味ももちろん関係しますが、
動詞の前という特定の語順が意味を持つ表現です。
同じ文修飾のclearlyでも、文頭において
clearly, 〜 とすると強調の感じはしないんです。
カンマする余裕があるくらいですから、感情的な感じもしないでしょう?
様態の副詞は動詞の後ろ
みたいに「単語の意味が語順を決める」場合もあれば、
動詞の前という特定の語順から、「強調の意味」を読み取る、というふうに「語順が意味を決める」場合もあるんです。
なるほど!理解できました!とても分かりやすくありがとうございます!