[6] 「金属と結びつく酸素の質量」について調べるため、次の実験を行った。これについて、後
(1)~(4)の問いに答えなさい。 [3点×5〕
【実験】 (a) 電子てんびんを用いて、マグネシウムの粉末0.3gをはかりとった。また、ステ
ンレス皿と金あみの合計の質量をはかると21.3gであった。
(b) 図1のように、ステンレス皿の上にマグネシウムの粉末を入れてうすく広げ、金
あみをのせて加熱したところ、マグネシウムは激しい光と熱を出して燃えた。
(C)加熱後、十分に冷ましてから、図のように、ステンレス皿と金あみごと電子で
んびんにのせ、全体の質量をはかった。
(d) 粉末をよくかき混ぜて再び加熱し、冷ましてから質量をはかる作業をくり返し、
質量が変化しなくなったときの全体の質量を記録した。
表は、その結果を示したものである。
マグネシウムの粉末
図 Ⅰ
金あみ
ステンレス皿
マグネシウムの粉末の質量〔g〕
加熱後の全体の質量〔g〕
0.3
21.8
図Ⅱ
0.6
22.3
電子てんびん
wb 2 + 9 (cor
0.9
22.8
1.2
社会
23.3
(1) 次の文は、この実験におけるマグネシウムの化学変化について述べたものである。 これに
ついて、後の ①,②の問いに答えなさい。
実験の表より, マグネシウムの粉末を加熱した後、 物質全体の質量が増えていること
がわかる。これは, マグネシウムが加熱によって空気中の酸素と結びついたためと考
えられる。このような, 酸素と結びつく化学変化を酸化という。 また,光と熱を出し
ながら激しく酸化することを特に [ 」という。
3:2=x:4.0
2x=12
① 文中の下線部について、 酸化が起こるものを、次のア~エから選びなさい。
ア 酸化銀を加熱する。 X
イ鉄と硫黄の混合物を加熱する。
ウ メタンを燃やす。
エうすい過酸化水素 (オキシドール)に二酸化マンガンを入れる。
②文中の「
□に当てはまる語を書きなさい。
(2) この実験の化学変化を化学反応式で書きなさい。
(3) 表から, マグネシウムの質量と, 結びついた酸素の質量の比を,最も簡単な整数比で書き
なさい。
(4) ある質量のマグネシウムの粉末をはかりとり 実験(b)~(d)の操作を同様に行ったところ,
物質の質量は4.0gであった。 このとき, マグネシウムに結びついた酸素の質量は何gであ
ったか,書きなさい。
4.0
3:₂2=