No.1-8
ねらい: 無機触媒と有機触媒の違いを実験で検証する
酵素実験
<目的>
生体触媒と無機触媒の働き方について違いがあるかを、 温度とpH を変化させて検証する。
<準備>
[器具] 試験管 (12本/班、 試験管立て (1個/班)、 線香 (1本/班)、 駒込ピペット(3本/班 酵素液用、
過酸化水素用、 蒸留水用)、 マッチ(1箱/班)、 標準変色表 (1枚/班)、 pH試験紙 (1個/班)、
ピンセット (1個/班)
[薬品] 二酸化マンガン(0.5g×4袋/班)、 過酸化水素(H2O2)、塩酸、 NaOH水溶液,
蒸留水(各班 15m²)
[試料〕 (トリの肝臓
二酸化マンガン 0.5g
<操作>
(1) 生の肝臓片に水を加えミキサーですりつぶし、ビーカーに移す。 これを酵素液とする。
(2) 試験管Aに 酵素液1ml と 蒸留水1ml をとり, 最後に 過酸化水素1ml を加えて反応を観察。
また線香の火を発生した気体に近づけてみる。
(3) 試験管Bに二酸化マンガン 0.5g と 蒸留水 1ml をとり, 最後に 過酸化水素1ml を加えて反応を観察。
また線香の火を発生した気体に近づけてみる。
(4) 試験管Cに蒸留水 1mlをとり、 最後に 過酸化水素1ml を加えて反応をみる。
(5) 試験管Dに 酵素液1ml と 蒸留水 1ml をとり、 約90℃のお湯に5分間浸ける。 同様に試験管Eに
二酸化マンガン 0.5g と蒸留水1ml を加え、 お湯に浸ける。
(6) 取り出した試験管Dに、過酸化水素1ml を加えて反応をみる。
(7) 取り出した試験管Eに、 過酸化水素1ml を加えて反応をみる。
(8) 反応の終了した試験管AおよびBに再び 過酸化水素1ml をそれぞれ加えて反応をみる。
(9) 試験管FとGにそれぞれ 酵素液1ml と 蒸留水1mlをとり, Fに塩酸1mlを加え、
G に NaOH水溶液1ml を加える。 最後に 過酸化水素1ml を加えて反応をみる。
(10) 試験管とにそれぞれ二酸化マンガン 0.5gを加える。 次にHに塩酸1ml を加え, 1に
水酸化ナトリウム水溶液1ml を加える。 最後に過酸化水素1ml を加えて反応をみる。
<結果>
別紙 (試験管表)参照
<考察>
Q考察 「操作(2)で発生した気体は何か。 また、ここで起きた反応の化学反応式を推定しなさい。」
線香が激しくもえたことから、
2||202
オキシドール
カタラーゼ
Q. 考察2 「操作(4) の実験を行った目的は何か。」
→H2O+02
氷 酸素
A
過酸化水素は触媒を入れないと反応が進まないと、対照実験をして
確かめるため。炎blanktest
Q考察3 「操作(2) と (6) の結果を比較して、 酵素に関してどのようなことがいえるか。」
西猿は高温の状態だと働かない。
→有機酬は高温の状態で働かないニコントロールが効く
Q. 考察 4 「酵素と比較して、 無機触媒は高温に対して働きに違いはあるか。」
無機触媒は高温に対して、働に違いはなかった。よって、
無機酬素は温度に関係なく働く。
Q考察5 「操作 (8) のような結果になった理由を考えよ。」
触媒というものは、反応の前後で自身は強化はないという性質を
持っているから。
Q考察6「操作(9) (10) で塩酸や水酸化ナトリウムは何のために使ったのか。」
有機無機触案が、PHを変化させたときに働に
ちがいが出るかを調べるため。
Q 考察 「二酸化マンガンはpHの変化に対してどのような性質を示すと推測されるか。」
PHを変化させても、PHに関係なく働くと推測できる。
Q.考察8 「カタラーゼはpHの変化に対してどのような性質を示すと推測されるか。」
カタラーゼはpHがク(中川)から離れることで、カタラーゼの働きも
左右され、働かなくなると推測できる=コントロールが多く
Q考察9 「以上の実験結果より二酸化マンガンと酵素について、 酵素を構成する物質についてふれながら
共通点と相違点をまとめなさい。」