Contemporary writings
高中
已解決
自分でも考えてみたのですが、よくわかりません
教えていただきたいです🙇🏻♀️
第一段落
「鹿おどし」のどんなところに「愛嬌」があるか、p25から抜き出そう。
「鹿おどし」のどんなところに「人生のけだるさのようなもの」を感じるか。 本文より2点抜き出そう。
① 「人生のけだるさ」(p25-2)とは、たとえばどのようなことか。自分で考えて書こう。(抽象→具体)。
L
2
水の東西
「鹿おどし」が動いているのを見ると、その愛
嬌のなかに、なんとなく人生のけだるさのよう
なものを感じることがある。かわいらしい竹の
シーソーの一端に水受けがついていて、それに
2かけい
筧の水が少しずつたまる。 静かに緊張が高まりな 5
がら、やがて水受けがいっぱいになると、シー
ソーはぐらりと傾いて水をこぼす。 緊張が一気に
とけて水受けが跳ね上がるとき、竹が石をたたい
こおんと、くぐもった優しい音をたてるので
ある。
見ていると、単純な、ゆるやかなリズムが、無
3
限にいつまでも繰り返される。 緊張が高まり、そ
れが一気にほどけ、しかし何事も起こらない徒労がまた一から始められる。ただ、曇った
音響が時を刻んで、庭の静寂と時間の長さをいやがうえにも引き立てるだけである。 水の
流れなのか、時の流れなのか、 「おどし」は我々に流れるものを感じさせる。 それをせ
き止め、刻むことによって、この仕掛けはかえって流れてやまないものの存在を強調して
いると言える。
私はこの「おどし」を、 ニューヨークの大きな銀行の待合室で見たことがある。日本
の古い文化がいろいろと紹介されるなかで、 あの素朴な竹の響きが西洋人の心をひきつけ
たのかもしれない。だが、ニューヨークの銀行では人々はあまりに忙しすぎて、一つの音
と次の音との長い間隔を聴くゆとりはなさそうであった。それよりも窓の外に噴き上げる
華やかな噴水のほうが、ここでは水の芸術として明らかに人々の気持ちをくつろがせてい
た。
やまざきまさかず
山崎正和
解答
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