World history
高中
已解決

「明がイスラームに帰依する」の帰依の意味を教えてください
帰依の意味と、そのときの明と世界の関係も教えていただけると助かります🙇🏻
(歴史総合)

解答

✨ 最佳解答 ✨

マラッカ王国は、15世紀には中国明朝との交易によって富裕化し、また、イスラーム教の伝播にも影響を受けていました。その後、マラッカ王国は明朝との朝貢関係を結びながら、イスラーム教に帰依するようになりました。

マラッカ王国では、15世紀半ばからインド洋の交易が盛んになり、アラビアやペルシャから商人が来航するようになりました。彼らはイスラーム教徒である場合が多く、マラッカ王国で商取引を行ううちに、イスラーム教の影響を受けるようになりました。そのため、マラッカ王国では、イスラーム教の宗教的要素が取り入れられ、国王や貴族などのエリート層の多くがイスラーム教に帰依するようになっていきました。

一方で、マラッカ王国は明朝とも朝貢関係を結んでいました。明朝は南海貿易において、海禁政策を取っていたため、マラッカ王国も朝貢外交を通じて、中国との交易を行っていました。そのため、マラッカは中国の文化的影響も受けながら、イスラーム教の影響も受けるという二重的な特徴を持っていました。

このように、マラッカ王国は明朝との朝貢関係を結びながら、イスラーム教に帰依するようになりました。これは、マラッカ王国の交易や親交関係によって、いくつかの異なる文化的要素が互いに影響し合い、複合的な文化が形成されていったことを示しています。

自分で読んで理解して満足してしまい、お返事するの忘れていました。
すみません。
分かりやすく説明していただいてありがとうございました!

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解答

「明がイスラームに帰依する」という表現は、中国の明朝でムスリムが政権に参加したり、政治的・文化的影響力を持ったりする時期があったことを示す表現です。この時期は、明朝の中期から晩期にかけての16世紀から17世紀にかけてのことです。

ムスリムたちは、明朝の中央において、通訳や商業交渉の代表者、さらには高級官僚として活躍しました。また、ムスリムたちは学問や文化面でも影響力を持ち、イスラーム教を広めたり、アラビア語やペルシャ語による古典的な文学を翻訳するなどの活動を行いました。

しかし、明朝政府はムスリムたちに対して、外国文化の浸透を懸念し、排斥的な政策を取ることもありました。そのため、ムスリムたちは時期によっては迫害を受けたこともありました。

「明がイスラームに帰依する」という表現は、このように明朝期においてムスリムたちが政治的、文化的に一定の影響力を持ったことや、その時期が中国イスラーム教の歴史にとって重要な時期であったことを指します

丁寧でわかりやすいお答えありがとうございます!

本当に申し訳ないのですが、質問することを間違えていました。
教科書を読みなおしたら「明がイスラームに帰依する」ではなく、「マラッカ王国が明と朝貢関係を結びつつ、イスラームに帰依する」と書いてありました。もし可能ならこちらについてもお答えいただけるとうれしいです💦
せっかくわかりやすく説明していただいたのにごめんなさい🙇🏻💦

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