生物基礎
B がん細胞は,無秩序に分裂を繰り返し、 周囲の組織へ広がることによって,特
(a)
定の臓器の機能を失わせる。 免疫の中にはがん細胞を排除する働きがある。
がん細胞は,そのがん細胞特有のがん抗原を細胞表面に提示しており,樹状細胞
はがん抗原を取り込み, 抗原提示する。 その後, キラーT細胞が樹状細胞に
よって提示されたがん抗原の断片を認識すると,同一のがん抗原を提示している。
がん細胞を攻撃して死滅させる。 また. NK細胞も, がん細胞の細胞表面を認識
し, がん細胞を攻撃して死滅させる。
免疫細胞を利用したがん治療法として,
抗体療法が知られている。
(c)
樹状細胞療法やNK細胞療法,
(b)
問4 下線部(a)に関連して, リンパ球である免疫細胞として最も適当なものを.
次の①~④のうちから一つ選べ。 10
① 樹状細胞
② キラーT細胞
③ NK細胞
④ ヘルパーT細胞