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2 <電流と磁界〉 図1は, コイルに検流計をつな
いで電磁誘導を調べる実験装置を示したものである。
図2は、モーターの原理を模式的に示したもので, コ
イルと導線は整流子とブラシによってつながっている。
次の問いに答えなさい。
(1) 図1で,棒磁石のN極をaの側からコイルにさし
こみ, a の側に引き出すと, 検流計の針は、はじめ
左側にふれて中央にもどり、 次に右側にふれて中央
にもどった。検流計の針のふれがこの実験と同じ結
果になるものを,次のア~エから選べ。
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a の側に引き出す。
ア棒磁石のS極をaの側からコイルにさしこんで,
イ棒磁石のS極をaの側からコイルにさしこんで, bの側に引き出す。
ウ棒磁石のN極をbの側からコイルにさしこんで,bの側に引き出す。
エ棒磁石のN極をaの側からコイルにさしこんで, bの側に引き出す。
(2) 図1の装置を用いて誘導電流を大きくするためにはどうすればよいか。
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図1
IS
図2
B
検流計
棒磁石
ブラシ
a
コイル
A
-整流子
導線
ドリン
電流の
向き
(3図2のコイルのABの部分は,半回転するごとに逆向きの力を受けるの
回転を続けることができる。 このように力の向きが変わる理由をかけ。
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2 電流と磁界の
電磁誘導と電流が
る力
解法のポイント
(1) 電磁誘導によって
電流の向きが,N極
後にN極を遠ざける
になるのは、 N極を
に反対側からS極を
きである。
(2) コイルのまわりの
が大きいときほど, 誘
大きくなる。 コイルの
多くしたり、棒磁石を
いものにすると,コイル
りの磁界の変化が大きく
(3) 整流子とブラシは,半
とにコイルに流れる電流に
を変える。
対策
電流によって生じる磁界に
しっかり理解しておく。