まず、最初に将来のビジョンが書かれていてそれも社会に必要な人間であるので、この点はいいと思います。
ただ、全体的に将来のビジョンと体験談のつながり及び貴学に入ってどのように将来のビジョンを達成するかが不明確です。
まず一人で悩み苦しんでいる人達の心の支えになりたいというならば、今の自分だけではそれができないから貴学で学んで、それができるようになりたいというストーリーを作った方がいいでしょう。採点官は合格したら必ず貴学に通ってくれるだろうという人を合格させます。そうであれば貴学に通う必要性を説得的に論じる必要があります。
この体験からだと、友達に「楽しいよ」と言ってしまった理由が、自分の気持ちに素直になれなかったからということになります。
そうすると投稿者様が現在足りていないことは自分の気持ちに素直になることになってしまい、わざわざ貴学に通って学ぶ必要性があまり感じられない理由となっています。
また、臨床心理学を学ぶことで素直になれたとしても、素直になることと将来像の繋がりが明確ではないです。一応素直になれれば、相手に自分の気持ちを開示する機会を与えられるという理由づけがなされています。しかし、これは人の気持ちに寄り添っているのではなく、自分が素直になったことで相手が話しやすくなっただけであるので、繋がりが薄いです。
そのため、自分の気持ちを隠したことの理由づけを自分に素直になれなかったことではなく、別の理由に差し替えた方がいいと思います。
(例えば相手が学校でうまくいかないことがあったにも関わらず、それを汲み取れなかった。その結果、自分の素直になりたくないという気持ちを優先して楽しいよと言ってしまった、この時に、連絡内容から相手の気持ちがわかれば、自分の一時の感情よりも相手の気持ちに寄り添って、相手が喋りやすいようにあえて本音で自分の気持ちを言っていた。だから相手の気持ちを知り寄り添えるように臨床心理学を学びたいとかですかね)
また、最終段落で学校の特色が並んでいます。
仮に投稿者様が自分の気持ちに素直になることで、人の悩みに寄り添える人になれるという考えだったとしても、なぜ少人数教育やフィールドワークという学校の特色があることで自分の気持ちに素直になれるのかが全く書かれていないため、これも貴学に通う必要性が不明確な記述となります。
全体的に言えるのは、貴学に通う必要性を説得的に論じる必要があるということです。
頑張ってください。