次の実験について, あとの問いに答えなさい。
( 和歌山改)
実験1 6つのビーカーにうすい塩酸を40.0gずつ入れ,炭酸水素ナトリウムをそれ
ぞれ1.0g,2.0g, 3.0g,4.0g, 5.0g, 6.0g加え,ガラス棒でかき混ぜて完全に反応さ
せた。 発生した気体を逃がして 1
表
からビーカー内の質量をはかり,
結果を表1にまとめた。
加えた炭酸水素ナト
リウムの質量(g)
1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0
ビーカー内の質量(g) 40.50 41.00 41.5042.00 42.50 43.50
実験2 ベーキングパウダーに含
まれる炭酸水素ナトリウムの割
合を調べるため, ベーキングパ
ウダーを用いて実験1と同様の操作を行い、 結果を表2にまとめた。
(1) 実験1の考察として正しいものを,ア~エから2つ選びなさい。
ア 炭酸水素ナトリウム6.0gをすべて反応させるためには、 同じ濃度のうすい塩酸
48.0g必要である。
イ炭酸水素ナトリウムを5.0g以上加えたときに, はじめてビーカー内の水溶液に
塩化ナトリウムが生じはじめる。
ウ発生した気体の質量は, 加えた炭酸水素ナトリウムの質量に常に比例する。
エ発生した気体の質量が変わらなくなったとき, ビーカー内の塩酸はすべて反応
している。
(2) 計算実験2で用いたベーキングパウダーに含まれる炭酸水素ナトリウムの割合は
何%か。 ただし、ベーキングパウダーは、炭酸水素ナトリウムと塩酸の反応におい
てのみ気体が発生するものとする。
表2
加えたベーキング
パウダーの質量(g) 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0
ビーカー内の質量(g) 40.8541.7042.55 43.40 44.25 45.10
(1)
(2)