基本例題 7
体細胞分裂
右図は,細胞分裂を行っている動物の
体細胞1個当たりに存在する DNA量の
変化を経時的に示したものである。
(1) 図中で DNA合成が行われている時
期をA~Hのなかから選べ。
DNA量
細胞1個当たりの
(相対値)
4
◆基本問題 28, 29, 30
0
A B CDEFGH
(2) 図中のD~Gを分裂期とするとき,
A~CおよびHの時期は、 まとめて何
と呼ばれるか。 その名称を答えよ。
(3) (2)の時期のうち, Cの時期は何と呼ばれるか。
(4) 顕微鏡で観察を行い, 視野に見える A~Gの時期の細胞の数を数えたところ, D
の細胞の割合は5%であった。 細胞周期の長さが24時間とすると, Dの時期の長さ
は何分と推定されるか。
ARTS ANO
時間
細胞分裂とDNA量の変化
考え方 (1) 縦軸が DNA の量なので, グラフが右上がりになっている時期がDNA
を合成している時期と考えられる。 (2) 分裂期(M期) 以外の時期と考えればよい。 Aと
HはどちらもG, 期である。 (3) DNA が複製されてから, 分裂期に入るまでの時期のこ
と。 (4)観察された細胞の割合は,細胞周期全体におけるその時期の長さの割合と等し
いと考えてよい。 細胞周期全体の長さが24時間なので, 24時間×60分×0.05=72分
■解答
(1)・・・B
2
(2)・・・ 間期
裂準備期 (
(4)725)