2.5
7
⑤5 気象とその変化に関する(1), (2)の問いに答えなさい。
(1) 次のアーエは、それぞれ異なる時期の、特徴的な天気図である。 アーエの中から、梅雨の時期
の特徴的な天気図として,最も適切なものを1つ選び、記号で答えなさい。 (
イ
ウ
高
MIE
図13は、空気のかたまりが、標高0mの地点Aから斜面に沿っ図13
て上昇し、ある標高点に達して雲ができ, 標高1700mの山を越
反対側の標高 0mの地点Bに吹き下りるまでのようすを模式的
に表したものである。 表2は, 気温と飽和水蒸気量の関係を示した 地点 A
ものである。
① 次の文が、空気のかたまりが上昇すると, 空気のかたまりの温度が
下がる理由について適切に述べたものとなるように、文中の(あ)
(⑩) のそれぞれに補う言葉の組み合わせとして、下のア~エの中か
ら正しいものを1つ選び、記号で答えなさい。 (ウ)
上空ほど気圧が (⑥) くなり, 空気のかたまりが (⑩) するから。
ア あ 高 ④ 膨張 イあ 高
ウあ低 ⑩ 膨張
収縮
エ あ低
収縮
② ある晴れた日の午前11時,地点A, 気温は16℃ 湿度は50%で
あった。この日。 図13のように,地点Aの空気のかたまりは、上昇し
て山頂に到達するまでに, 露点に達して雨を降らせ, 山を越えて地点B
に吹き下りた。 表2をもとにして, a, bの問いに答えなさい。 ただし,
雲が発生するまで 1mあたりの空気に含まれる水蒸気量は, 空気が
上昇しても下降しても変わらないものとする。
静岡県 (2020年) -29
m
5
表2
気温 飽和水蒸気量
(°C) (g/m³)
1
5.2
2
3.6
3
6.0
6.4
6.8
7.3
7.8
8.3
8.8
9.4
10.0
10.7
11.4
7
8
9
10
11
12
13
14
4
a 地点Aの空気のかたまりが露点に達する地点の標高は何mか。 ま
た。 地点Aの空気のかたまりが標高1700mの山頂に到達したときの、
空気のかたまりの温度は何℃か。 それぞれ計算して答えなさい。 ただ
し、露点に達していない空気のかたまりは100m上昇するごとに温度
が1℃下がり、露点に達した空気のかたまりは100m上昇するごとに
温度が0.5℃下がるものとする。標 100m
m) ( 2℃)
b 山頂での水蒸気量のまま, 空気のかたまりが山を吹き下りて地点B
に到達したときの空気のかたまりの湿度は何%か。 小数第2位を四
捨五入して、小数第1位まで書きなさい。 ただし、空気のかたまりが山頂から吹き下りると
きには、雲は消えているものとし、空気のかたまりは100m下降するごとに温度が1℃上が
るものとする。
15
57
1700m
[16]
17
18
19
地点B
20
12.1
12.8
13.6
14.5
15.4
16.3
17.3