ソクラテスによると人間の徳(アレテー)は知識を活用することです。これを知徳合一といいます。
ちなみに、馬の徳は足が速いこと、ナイフの徳はよく切れることです。つまり、徳は長所と同じようなニュアンスですね。
そして、ソクラテスは正しい知識を身につければ、人は自然と善をなすようになると考えました。これを知行合一といいます。
さっきから私が言っている"知識"はソフィストが人々に与えたようなうわべだけの知識ではありません。知識は人から与えられるものではなく、自分で獲得するものです。ソクラテスは問答法で、自分で知識を獲得できるようにその手助けをしました。
結論
人間の知恵(知識)の最高なあり方は、自ら真実を知ることだと思います。結論は私なりの解釈なので、間違えてたらごめんなさい。。
